学長室だより

秋の気配が漂う9月に入りました

9月に入りましたが、まだ残暑が厳しい日が続いています。しかし、秋の気配が次第に漂ってきて、だいぶしのぎやすくなってきました。夜になると街中でも遠くの貨物列車の汽笛が聞こえるようになりました。

今週の29日日曜には今年最後の4回目のオープンキャンパスを開催しました。新型コロナウイルス対策を十分にした上で、かなり人数を絞って、時間も短縮した上で開催しました。夏の暑さとコロナ禍の中で、高校生と保護者の方々が遠くからも近くからも、来学してくださいましたことに心から感謝を申し上げます。

来学者の皆さまは、本学の概要説明の後で、3学科の模擬授業を通して現代社会のさまざまな点について学び、本学の学生たちの地域社会や国際社会での活動の一端に触れ、各種の質問に納得できる回答を得て、本学での学生生活を垣間見ていただきました。

今年最後のオープンキャンパスを開催し、敬和学園大学の学びに触れていただきました

 

後期の授業が始まるまでの9月前半には、さまざまな学会が開催されます。私の所属している日本基督教学会も日本新約学会も来週Zoom で開催されることになりました。また、新潟居留地研究会も昨年「居留地のリベラルアーツ教育」をテーマにして、全国大会を本学と月岡温泉泉慶で開催する予定でした。

コロナ禍により1年延期して再来週に対面と遠隔の併用で全国大会を開催する予定でしたが、全面的に遠隔で開催せざるを得ない状況です。残念ながら明治維新の時に開港5港(函館、横浜、神戸、長崎、新潟)の中で唯一現存している「運上所」(旧新潟税関)を中心にしたバスハイクも中止にせざるを得なくなりました。現在は画像での代用を検討しています。(山田 耕太)