学長室だより

コロナと共に

8月下旬になると朝夕には、コオロギやスズムシなどの秋の虫が鳴くようになり、空には赤とんぼが舞うようになってまいりました。8月8日には東京オリンピックが閉幕し、24日には東京パラリンピックが開幕しました。

大学周辺の田んぼも収穫の時を迎えています

 

しかし、その間に新型コロナウイルス感染症の感染者数はうなぎのぼりに増加しました。人口約218万人の新潟県は今まで1日の新規新型コロナウイルス感染者数は多くても30~40人程度で、他県と比べても人口の割には比較的に低く抑えられてきました。今までの最高でも5月11日の55人でした。ところが8月に入って1日の新規感染者数が連日50人を超え、12日には102人と100人を超え、19日には132人を記録して、その後は減少傾向も見られましたが、25日には159人を記録しました。

幸いなことに現在は夏休みの最中で、また今週の22日日曜には本学に与えられた500人のワクチン接種の第1回目は無事終了し、9月半ばには2回目の接種を終える予定です。しかし、現在も油断できない情勢で、今後も難しい判断を迫られる状況です。新型コロナウイルスと共に既に1年半が経過しました。今後も新型コロナウイルスと共に新しい道を模索していかなければなりません。(山田 耕太)