学長室だより

収穫の秋となりました

大学の周辺の田んぼでは稲刈りが進んでいます。近くの聖籠町の果樹園では、ブドウが豊かに実りました。夕日が一段と美しいころとなりました。

地域学では聖籠町のぶどう園で講義を受けます(2018年10月)

 

今日は後期の履修指導日です。新型コロナウイルス感染者数は9月に入って、幸いなことに新潟県でも減少傾向になりました。新発田市・聖籠町でも新潟市でも感染は次第に収まりつつあります。しかし、9月18日から10月2日まで2週間は、8月下旬に決めたように、すべての科目で遠隔授業を進めていきます。

今日は外国人居留地研究会の全国大会が本学を会場に全面遠隔で開催されています。全国代表者会議に続いて、基調講演と「居留地のリベラルアーツ教育」というテーマでシンポジウムが開かれ、函館・横浜・神戸・長崎・新潟の開港5港と築地・大阪川口の2開市の代表者7人が発表します。2日目のバスハイクは中止し、その代わりに写真と画像を遠隔の参加者に配信します。最後に田村優子さんの篠笛と歌も配信します。

先週9日金曜と10日土曜に日本新約学会が昨年と同様に全面オンラインで開催されました。研究発表や活動報告等に基づく総会は例年と変わりなく行われました。総会の中で東京大学名誉教授の大貫隆会長が健康上の理由で辞意を表明され、会長選挙が行われた結果、拙い私が会長職を務めることになりました。学会事務局は現在のままで変更はないので、大学にご迷惑をかけることはないと思います。会員数100人余りの小さな学会ですが、何卒ご理解とご協力とご支援をよろしくお願い申し上げます。(山田 耕太)