学長室だより

2021年度の後期が始まりました

ススキが大変美しいころとなりました。新潟は幸い台風の影響はほとんどありませんでした。台風が過ぎた後では、青空が澄んで見えるように感じられます。今年の中秋の名月、いわゆる十五夜は21日の晩でしたが、8年ぶりに満月となりました。新潟でも美しい満月を見ることができました。

先週15日に前期卒業式を執り行いました。コロナ禍の中でいつもよりも困難さが増す中で、3人の日本人学生と4人の中国人留学生が卒業していきました。卒業生を励ますために2021年度前期卒業式式辞を述べて、社会へ出ていく門出を祝いました。開学以来の卒業生は4,555人になりました。

2021年度前期卒業式を行いました

 

16日には後期入学式を行い、遠くオーストラリアからと十日町から1人ずつ合わせて2人の学生が入学しました。2人の新入生を歓迎して2021年度後期入学式式辞を述べて激励しました。その直後にzoomで学校法人敬和学園の理事会に出席しました。

17日にはコロナ禍で1年遅れになった全国外国人居留地研究会新潟大会を本学からzoomで開催することができました。函館・築地・横浜・大阪川口・神戸・長崎・新潟から60人が参加しました。全国代表者会議では、来年は長崎で「居留地の文化変容」をテーマとして開催し、再来年は大阪川口と神戸の共同開催に決めました。基調講演に続く各地の発表のテーマは「居留地のリベラルアーツ教育」でしたが、実りの多い大会となりました。本学事務局の惜しみないご支援に心から感謝を申し上げます。(山田 耕太)