キャンパス日誌

「独立行政法人国際協力機構(JICA)青年海外協力隊」勤務-高橋ゆきさん(2007年度卒業)

高橋ゆきさん(国際文化学科2007年度卒業)

独立行政法人国際協力機構(JICA)青年海外協力隊

高校・大学と2度の留学経験から、海外での日本語教師の夢を見つけ、2012年度より、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊の一員として、タイで日本語教師として活躍する。

青年海外協力隊の一員として、
タイの高校生に日本語を教えています

私は現在、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊の日本語教師として、タイ・ナコンラチャシマ県の高校に赴任しています。現地は教材が充実しているわけではなく、指導の点で苦労することもあります。しかし、日本企業が多く進出しているようにタイと日本は今後も密接な関係を築いていくと思うので、生徒たちが日本語を学んだことを将来に生かしてくれたらといいなと思っています。
学生時代の私は英語科目が苦手だったのですが、高校、大学を通じて2度のタイ留学を経験させてもらい、語学に対する自信をつけることができました。特に最初の1年間の留学のときは、必死でタイ語を勉強し、日本語を忘れるくらいタイの文化にどっぷりとつかりましたね(笑)。大学時代に「国際ボランティアサークル」に参加して海外でのボランティア活動を3度経験できたことも大きな糧となりましたし、大学独自の日本語教育プログラムもとても役に立ちました。
敬和学園大学は外国文化に触れるための環境が整った大学ですよね。いま高校生の皆さんには、チャンスを無駄にしないように興味のあるものにどんどんチャレンジして、新しい自分を見つけてほしいと思います。