キャンパス日誌

「太陽信用組合」勤務-市川愛子さん(2004年度卒業)

人と接することの楽しさを
社会人になってますます実感

私は店頭での窓口業務を担当しています。地域に密着した金融機関なので、来店されるお客様のお名前はほとんど覚えています。地元の方々との親密さ、という点は敬和学園大学に似ているかもしれません。大学のゼミでは戦前戦後の歴史を学びました。その時代を実際に生きた方を探して、お話を聴きに行ったこともあります。思い立ったら即行動の前向きさが私の取り柄なんです。ただ正直なところ、就職した当時は大学生活とのギャップや人間関係に悩みました。仕事を辞めたいと何度も思い、泣きながら就職指導室(現キャリアサポート課)の方に電話したことは一度や二度ではありません。でもあるとき気づいたんです。自分が変わればまわりも変わるんですよね。それで、学生時代の人付き合いの楽しさを思い出して、自分から積極的に人と接するようになったら、だんだん仕事が充実してきました。私は学生時代から交友関係が広く、これまで仕事もプライベートもたくさんの人たちに支えられてきました。その出会いを感謝し、いつか恩返しをしなくてはと強く感じています。(国際文化学科2004年度卒業 市川愛子さん)