キャンパス日誌

「新潟日報社」勤務-樋口直紀さん(2007年度卒業)

教職課程や異文化交流で学んだ
コミュニケーション力を職場で発揮

祖父が新潟日報社で働いていたこともあり、子どものときから新聞が好きで、この会社を志望しました。現在は販売を担当し、各世帯に新聞を宅配する販売店と本社のつなぎ役が主な仕事です。販売店の店主様は年齢が上の方ばかりで、話し合いや相談が一筋縄でいかないことも多いです。ただ、年下だからと萎縮していると何も伝わりません。物怖じせず言うべきことはしっかり発言するように心がけ、一緒に読者宅へ訪問したり、ゆっくり語りあったりと地道な努力を積み重ねています。人と人の信頼関係において、まず相手を認めることの大切さは、大学の教職課程で学びました。仕事で人間関係に悩んだとき、教科書を引っ張りだして読み返したこともあります。また短期留学や異文化交流を通して外国人と触れ合い培ったコミュニケーション能力は、今の職場でフルに発揮されていると思います。今、新聞は販売部数が伸び悩み、とても厳しい状況です。新潟日報をもっと多くの人に読んでもらいたいという強い気持ちで、毎日の業務に取り組んでいます。(英語文化コミュニケーション学科2007年度卒業 樋口直紀さん)