キャンパス日誌
「菊水酒造」勤務-李海蘭さん(2011年度卒業)、丸山るり子さん(2013年度卒業)
李海蘭 さん
瀋陽市財会学校 出身
英語文化コミュニケーション学科 2012年3月卒業
菊水酒造株式会社 2012年4月入社
私は、営業部グローバルディヴィジョンという部署で、海外営業の業務に就いています。在学中は、中村義実先生の『異文化コミュニケーション論』で、米国、韓国、中国、日本の文化を比較しながら勉強しました。現在これらの地域で営業中ですが、文化の違いを理解できていることが商談を実りある楽しいものにしています。改めて、大学での学びは大切だったと実感しています。
在学中に印象的だったことは、先生と職員の皆さんが一人一人の留学生の名前を覚えてくれるなど、大学全体が大きな温かい家族のような雰囲気をもっていたことです。このような環境は、私たち留学生には大変心強かったです。また、鈴木佳秀学長が、留学生の集会で語ってくださった「人にしてもらいたいことを、人にしてあげなさい」という言葉は感動的でした。私たちが受けている教育は、この精神に基づいていると改めて気付かされました。
大学は、私に多くの人と繋がる機会を与えてくれました。そして、弊社と私の縁を見つけられました。私は、今の自分をつくってくれた大学に感謝していますし、卒業生であることが誇りです。
丸山るり子 さん
新潟中央高等学校 出身
共生社会学科 2014年3月卒業
菊水酒造株式会社 2014年4月入社
私は、現在総務部営業グループに配属されて、電話応対から商品の発送手続などの業務事に関わらせてもらっています。会社の先輩方が優しく仕事を教えてくれるので、毎日感謝しています。
在学中は、本当にいい仲間に恵まれました。そのきっかけをつくってくれたのは、国際文化学科の一戸信哉先生でした。先生のゼミに入り、ゼミ活動として行ったUstream番組「Keiwa Lunch」の企画・運営やMCの担当などを通じて、仲間と一緒に何かをすることの楽しさに目覚めました。
敬和学園大学の特徴は、先生方や職員の皆さんが気軽に声をかけてくれることにあります。そして私たち学生が充実した大学生活をすごせるように、多くのチャンスを与えてくれます。私は、新発田地域でのアクティブラーニングに参加させていただき、大学生だからこそできるかけがいのない経験を積み、多くのよい仲間と出会うことができました。人生の経験値を積み、今の明るく穏やかな性格になれたと思います。自分を変えてくれた敬和学園大学には感謝です。
高澤大介 社長
菊水酒造株式会社 代表取締役社長
菊水酒造株式会社 ホームページ
敬和学園大学に伺うと、いつも、私のことを知らない学生さんまでもが挨拶をしてくれます。大学全体がアットホームな雰囲気に包まれていますが、これは、大学が、顔の見える人間関係の構築に力を入れているからだと思います。そうすることで、お互いがお互いを認め合えるようになって礼儀正しさが生まれ、対人関係における素直さや感謝の念が生まれます。李さんと丸山さんは、まさにそんな人材ですし、だからこそ二人は弊社では誰からも愛されています。何より、二人とも敬和学園大学の卒業生であることを誇りにしているのはとてもいいですね。
李さんは、海外営業に赴いた地で弊社の商品の売り上げを伸ばしてくれるなど、とても頼もしい人材です。丸山さんは、素直に仕事で分からないことをどんどん先輩に聞けているので、確実に成長していく人材だと考えています。
<取材の様子は、Facebookページにもアップしていますので、ご覧ください>
(聞き手:広報委員会委員長 藤本晃嗣)