キャンパス日誌

【授業紹介15】教養スペシャルトピックスE(担当:松本淳)

デジタル化がすすむ社会で役立つ知恵を身につける

p11 授業紹介

デジタルコンテンツについて説明する松本先生

「教養スペシャルトピックスE」は2020年度より「デジタルコンテンツ概論」として情報メディア・コースで必修となる課目を、今年度より先行して開講しているものです。ゲームやアニメ、電子書籍など学生も身近に接しているデジタルコンテンツがどのように生まれ、社会で受け入れられているのかを学ぶものです。その領域は企画や事業計画の立て方といった実践的なものから、著作権や文化論まで幅広いもので、コンテンツビジネスの最前線で活躍されるゲストもお招きします。ここで身につけた知識や知恵、そしてネットワークは、あらゆる領域でデジタル化が進むこの社会に出てから、必ず役に立つものです。(国際文化学科准教授 松本淳)

参加学生のコメント

金澤優樹

参加学生の金澤優樹さん

この授業では、コンテンツ産業の構造と変化を学び、新しいコンテンツ・プロデュースのあり方を考えます。私はアニメが好きですが、アニメをこのような視点で考えたことはなかったので、毎回の授業内容がとても興味深いです。
コンテンツ産業とはコンテンツ、すなわち文書、音声、映像、ゲームなどの情報の内容に関する産業のことで、近年ではコンテンツ消費はパッケージからネットワークへ変化してきているということを学びました。いわれてみれば確かにと思うようなことなのですが、これまで学術的に捉えたことがなかったので、新しい視点からものごとを考えることが新鮮で、とても勉強になります。
今年の入学者から情報メディア・コースが新設されることを聞き、4年生の私は受講することができないと悔しく思っていたのですが、このような形で受講の機会ができてとてもうれしいです。好きなアニメに関連することを学べ、しかも有名なプロデューサーの方々からの特別講義もあり、毎回の授業がとても楽しみです。(国際文化学科4年 金澤優樹さん)