キャンパス日誌
「にいがたデジコングランプリ2021」で本学学生の映像作品がグランプリを受賞しました
「にいがたデジコングランプリ2021」にて、敬和学園大学の一戸ゼミ 渡邉太智さん(国際文化学科4年)の映像作品が、にいがた市お宝部門でグランプリ(新潟市長賞)を受賞しました。
受賞した「大連の「新潟物産館」~1,520㎞をつなぐ写真~」は、かつて中国・大連市に存在した「新潟県物産館」について学生たちが調査したドキュメンタリー作品になります。
制作:渡邉太智、張衛(国際文化学科4年)、張梅(国際文化学科4年)
監修:一戸信哉(国際文化学科 教授)
協力:大宮誠氏(元新潟経営大学教授)
敬和学園大学では、2019年4月より、国際文化学科に情報メディア・コースを開設し、情報メディアに関する諸領域を学び、ウェブや映像などの「発信力」を磨くための学びを提供しています。
受賞内容
にいがたデジコングランプリ2021
・受賞部門:にいがた市お宝部門
・受賞内容:グランプリ(新潟市長賞)
*「にいがたデジコングランプリ」とは、デジタルコンテンツの表現技術の向上を図りコンテンツ産業をリードできる人材・クリエイターの発掘、デジタルコンテンツの普及促進、新潟におけるコンテンツ産業の育成・振興を目的に、2001年より開催されているものです。主催:にいがたデジタルコンテンツ推進協議会ほか。
指導教員、本人からのコメント
一戸信哉 教授(指導、監修)
「日本人と中国人留学生のチームで制作した作品です。コロナ禍で多くの制約がありましたが、新潟からの航路の歴史に詳しい研究者にインタビューをお願いし、貴重なお話を伺うことができました。さまざまな文献にもあたって、中国・大連市、朝鮮半島、ロシアなどと新潟のつながりについて、たくさんの学びがあったと思います。粘り強く編集を続けて作品にしてくれました。今回すばらしい賞をいただくことができ、大変うれしく思います。技術的にはまだ課題が残っていますが、卒業後もこの経験を生かして、自ら学び表現する力に磨きをかけていってほしいと思います。」
渡邉太智さん(制作)
「中国、大連市で撮影された一枚の写真。そこには「新潟県物産」と書かれた建物が写っていました。現在、新潟と大連を結ぶ航路はありません。一体なぜ遠く離れた中国の地に「新潟県物産」と書かれた建物があったのでしょうか。その謎を追いました。謎を追う中で、かつて存在していた航路の話を聞くことができました。そこに注目していただけたらと思います。」
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