キャンパス日誌
「地域学」で東北電力(株)東新潟火力発電所さまを見学しました
敬和学園大学には「地域学」という授業があり、地元の自治体や会社のトップの方からお話を伺える機会が用意されています。
今回の授業では、地域のライフラインを支える企業の1つ、東北電力(株)東新潟火力発電所さまを見学させていただきました。東北電力(株)東新潟火力発電所さまは、世界に誇る高効率の発電ユニットをもつ火力発電所です。
今回は2グループに分かれ、各施設を見学させていただきました。
発電所施設見学では、竹石副所長をはじめ社員の皆さまからご案内をしていただきました。
最初に2号機に上がり、上から発電所全体を一望しました。東新潟火力発電所さまは、現在6基が稼働しており、国内有数の大容量発電所の1つです。広大な敷地に複雑な発電設備が広がっていました。
また、主燃料で環境負荷の少ないLNG貯蔵タンクも見ることができました。(東北電力グループ企業 日本海エル・エヌ・ジーさま所有の設備)
コンバインドサイクル技術館では、東北電力(株)東新潟火力発電所さまが世界に誇る高効率の発電ユニット「コンバインドサイクル発電」について説明していただきました。3号系列の燃焼器と呼ばれるガスタービンの部品は、新潟県で唯一、国立科学博物館の未来技術遺産に登録されているものです。発電の仕組みや、効率的に電気がつくられていく過程を理解することができました。
次に、日本で最初の事業用大容量コンバインドサイクル発電を実用化した3号系列と、4号系列の現場見学を行いました。ここでは、ガスタービンや排熱回収ボイラ、中央制御室などの発電設備を見ることができました。
また、クッキングルームでは、IHクッキングヒーターを使った調理体験を行いました。
IHクッキングヒーターの熱伝導率の高さや安全性、掃除のしやすさなどの利便性についてなどをパンケーキの調理を通じて、学ぶことができました。
学生たちは、私たちの生活を支える電気の仕組みや、そのインフラも守る企業として24時間の監視体制の下、電力の安定供給に努めていることを知ると共に、地域との関わり方についても考える場となりました。
東北電力(株)東新潟火力発電所の皆さま、ありがとうございました!