キャンパス日誌
敬和のお宝「聖書コレクション」
こんにちは!日々敬和のお宝を探しているトレジャーハンター、こばです。
今日の話は、敬和学園が誕生する前、150年ほど昔にさかのぼります(‘ jj ’)
1858年の日米修好通商条約で、新潟と共に開港した函館・横浜・神戸・長崎は、いずれもキリスト教の文化的影響を色濃く残しているみなとまちです。
新潟にも、キリスト教主義の学校として、1884年に新潟女学校(校長: 成瀬仁蔵)が、1887年には北越学館(教頭: 内村鑑三)が誕生しました。
しかし・・・、いずれも短命で20世紀を迎える前に閉校してしまいました。
敬和学園は、キリスト教学校の復活を願う地元のキリスト教会の願いにより発足し、新潟開港100周年を記念して新潟市から太夫浜の土地を提供していただいて、1973年に敬和学園高等学校が開学しました。
敬和学園の沿革はこちら > https://www.keiwa-c.ac.jp/guide/history/
そんな思いの集まった学園です。1991年に敬和学園大学が開学したときにも、地元の篤志家の方がご自身の聖書コレクションを寄贈してくださいました。
これが、そのコレクションを収めたBOXです。
ヘブル語の旧約聖書、ギリシア語の新約聖書、ギリシア語・ラテン語対訳聖書、マルチン・ルターによるドイツ語訳をはじめ、アラビア、ノルウェー、ロシア、中国、ハングル、オランダ、スウェーデン、イタリア、ドイツ、ポルトガル、スペイン、フランス、そしてエスペラント語まで、貴重な翻訳が揃っています。
世界で一番読まれている書物である聖書、図書館の一角のこの小さなBOXの中に、聖書翻訳の歴史が詰まっています。
敬和学園大学にお立ち寄りの時には、ぜひご覧ください。