キャンパス日誌

Twitterツイッター&Facebookフェイスブック、これが授業中なの?

最近ではすっかり聞き慣れたツイッターやフェイスブック。敬和学園大学は、いち早くツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディアを授業に導入し、活用している大学として注目されています。高校時代はIT・パソコンが苦手だったという土田舞歌さん(国際文化学科4年)に、大学でどのようにソーシャルメディアを活用しているか、お話を聞いてみました。

PROFILE

土田舞歌
国際文化学科4年/新潟県立新潟中央高等学校出身

動画配信番組「KeiwaLunch」のMCを2年生のころよりはじめる。他にも、学生情報発信チーム「KEIWA CREW」のメンバーとしてフリーペーパーの制作にもあたるなど、敬和の楽しさを発信する広告塔として、日々笑顔を絶やさず活動中。

高校生のころはパソコンが苦手で・・・。
指1本でキーボードを叩いていました(笑)。

ツイッターやフェイスブックを使う授業があるんですか?

はい。大学に入ってすぐ、一戸先生が担当する必修科目「情報処理論」でツイッターのアカウントを作ったのが最初です。今から3年前ですね、夏くらいにはフェイスブックも登録して、使い方を教わりました。そのころは、ツイッターもフェイスブックも、やってる友達は誰もいませんでしたから、かなり早かったと思います。今ではスマートフォンを使っていますけど、当時ガラケーだったので使いづらかったのを覚えています。まずは敬和の友達との情報交換からはじめて、気づいたら高校の同級生に使い方を教えるまでになってましたね。

フェイスブックが流行っているのは分かりますが、一方で危険という声もありますよね。

そういう声もありますけど、それは何が危険かを知らないからですよね。授業では、個人情報や法律、危険なスパムなど、いろいろと教えてもらっています。そういうのを知った上で正しく使うことを目的としているので、そこは大丈夫です。


土田さんがMCを務める動画配信番組「Keiwa Lunch」は毎週水曜日、Ustreamで放送中。(「敬和ランチ」で検索!)

もともとパソコンとかITは、
超苦手でした。

ソーシャルメディアを使うようになって、何か普段の生活で変わったことはありますか?

実際にたくさんの人に会う機会が増えて、アクティブになったことですね。私、もともとパソコンとかITは超がつくほど苦手で…。高校生のころ、指1本でキーボード叩いてて、友達から「そんなんで大学行ってレポートとか書けるの?」って本気で心配されてたくらいです(笑)。だからツイッターとかフェイスブックも登録がやっとだったし、ネットだけのコミュニケーションっていうのも苦手でした。きっかけは、一戸先生がフェイスブック講習会の講師として、新発田商工会議所青年部の皆さんに教えに行ったときに、アシスタントをしたことです。苦手とはいえ、未経験の人に基本的な使い方を教えることはできました。それが自信になり、その時知り合った方たちと、その後もフェイスブックを使って連絡を取るようになりました。そうしているうちに、新発田まつりで、おみこしを担ぐことになりました。今では毎年、敬和の学生もおみこしを担いでいます。こんな風にフェイスブックと実際のおつきあいがつながったおかげで楽しいことが増えました。

今はどんな活動を?

Ustream(ユーストリーム)という動画配信サービスを使った学生ライブ番組「K e i w aLunch(敬和ランチ)」の司会をやっています。敬和にいる面白い人をゲストに呼んでトークしたり、楽しそうなイベントを宣伝したり。ツイッターやフェイスブックと連動して、大学の情報を外に発信しています。これも大学やネットの世界を飛び出して、企業へ取材に行ったり、街の居酒屋さんから配信したり、いろんな人のところに実際に会いに行っています。あと授業の一環で、新発田の街で昔行われていた「十二斎市」という朝市を復活させたんですけど、参加者を募るために営業に回った際も、その活動をブログで発信したりしました。そしたら、フェイスブックとか全くやったことがなかった別の先生も感化されて「私もやってみようかしら」ってはじめたりして。

あくまで手段という位置づけ。実際に
会ってみないと不完全燃焼なんです

土田さんにとってソーシャルメディアってどんな存在ですか?

そうですねー、やっぱり手段なんですよね。実際に会ってみるとか、イベントを開催するとか、そういう現実社会で活動を広げるための、媒体です。入学して3年間、いろんなソーシャルメディアを使ってきましたけど、ネット上だけの友達とかどうしても腑に落ちないというか。私やっぱり田舎の子だから(笑)、都会的・イマドキのコミュニケーションと言われるような、それでは不完全燃焼なんですよね。ソーシャルメディアにもブームがあると思うんですけど、ブームが去ったら友達が減るんじゃなくて、ちゃんとつながりは残っていて欲しい。あくまで手段という位置づけで活動していきたいですね。