チャペルのひびき

ベッド・サイド・ストーリーズ

自分の生涯をふりかえって、思いがけない小さな日の出会いが、現在の自分を生み出していることに気づくことがある。講師のお二人のお話を聴きながら、そんなことを考えた。神父になる道も、パプア・ニューギニアに行く道もそんな風に用意されていた。この日の出会いは、どんな道につながるのだろうか。(大澤 秀夫)

Ⅰ.チャペル・アワー
説  教 「 これは、わが愛する子、わが心にかなう者 」 カトリック新発田教会神父 佐藤 允広 先生
20140110チャペル・アッセンブリ・アワー

Ⅱ.アッセンブリ・アワー 
講  話 「世界で働く ~私のパプアニューギニア奮闘記~ 」 JICA新潟デスク 国際協力推進員 本田 龍輔 先生
20140110チャペル・アッセンブリ・アワー

参加学生の感想
感想1)海外派遣ボランティアをやってみたい気持ちが強くなった。目の当たりにして、心に刻み、心を伝え、できることを手伝い、それを自分の今後につなげたい。
感想2)私は今日のアッセンブリ・アワーで幸福の基準の捉え方は、人それぞれであるということを学びました。物があるから、お金持ちだから幸福であるとは限らない。お金持ちであればあるほど幸福であるという考え方があると、貧しい人を上から目線で見てしまうことになると思います。そういう点では、一度貧しい国へ赴き、生活を体験してみる必要があるように感じました。日本は便利すぎるがゆえに、あらゆる無駄遣いをしているように思われます。物の大切さ、日本人の価値観や考え方「もったいない」を実現するための一番の近道は現地に行って、貧しくても楽しい幸福な生活を体験することであると思いました。
感想3)当たり前の生活を与え里前のように遅れることは、有難いと思った。しかし、この当たり前というのは、人や国によって違うと思う。我々の当り前がほかのところでは当たり前ではなく、むしろ異常なのかもしれないと思った。
感想4)私は、世界で働く人をずっと尊敬している。かっこいいと思っていた。世界の人間は同じだ。アメリカとか中国とか国籍を問わず、世界のために働きたい。私はずっと自分の小さい世界で生活しているので、視野が狭い。世界はどんなに広いか知りたい、世界で働いたら、きっと自分の考えが変わるだろう。人生は短い。短い人生の中で、どんなことを自分が本当にやりたいことかよく考えるべきだ。