チャペルのひびき
問い続け、挑戦してゆくことの先に待ちうける祝福の恵み
先週のチャペル・アワーは、青木宗先生(敬和学園高等学校教諭)がご担当くださいました。ご準備くださった解を求める作業に各自取り組むことをきっかけとして、直面する問題に対し、粘り強く、答えを求めて問い(考え)続けていくことの大切さを教えてくださいました。大学生活の途上においては、答えの出ない問いを前に、立ち尽くし、うずくまってしまうこともきっとあるはず。それでも諦めることなく、時には自らの弱さを見つめつつ、答えを求めて問い続けていくことの中にこそ、人間としての成長が隠されていることを、旧約聖書に記されたヤコブの姿に触れながら、先生は伝えてくださいました。引き続くアッセンブリ・アワーでは、今年度より本学にて教鞭をとられておられる酒井啓史先生(国際教養学科専任講師)が、ご自身の歩んでこられた道について、またご専門としておられる認知言語学をご紹介くださりながら、人の目にどう移ろうとも、こだわりをもって挑戦し続けることの意義と幸いについて、お話しくださいました。「たった一度きりの人生なのだから、後悔することなきよう、失敗を恐れず、挑戦していってほしい」との言葉は、青木先生が語られたメッセージと共鳴しながら、皆さんの心に届けられていったことでしょう。(下田尾 治郎)
Ⅰ.チャペル・アワー
説教 「人間は考える葦である」 敬和学園高等学校教諭 青木 宗 先生

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講演 「言語の不思議~頭の中には何があるのか~」 専任講師 酒井 啓史 先生

<参加学生の感想>
感想1)聖書の創世記32章25~29節までのヤコブの物語の一部を読んでみて大学4年間の過ごし方についてあらためて考えることができた。ヤコブ自身は自己中心的な人物だが、戦いに負けてもなお、何者かに対して問いを続けその場から解決するまで逃げ出さないという性格だ。ここからこの大学4年間の中で自分に問いを続けそこから逃げ出さずに向き合うことが大切だと分かった。この環境の中で自分を変え続け成長することができると感じた。今、自分は何のために「それ」を学んでいるのか、何の目的で大学に来たのか、そこで何を学んで、どのようにこれからの自分に生かしていくのか、この問いと自分の答えを考え続けていきたい。今日の講義を受けてこの4年間をあらためて大切にしていきたい。人生の中でこの4年間で上を目指して自分が変われるように成長し続けていきたいと考えさせられた。
感想2)酒井先生の言語学のお話とても面白かったです。言語学と聞いてパッと思いつくイメージとは違い、言語を取り扱いながらも科学に近い分野なのですね。有名なトリックアートを用いた説明も、英文での比較も非常にわかりやすく、言語学に対する興味が湧いてきました。前景と背景という表現を聴いて、今まで対人会話に感じていた小さな違和感が解明されたような気持ちになりました。同じ背景を見たはずなのに感想が同じにはならないのも、その人が重要だと感じた内容と、自分が重要だと感じた内容の差から違いが生まれてしまうからなのだと感じました。







