学長室だより

保護者会、高大合同研修会が開催されました

師走に入りました。11月27日のクリスマスツリー点灯式の日には、朝から雷が鳴り、突風が吹き、雹が激しく降り、本格的に冬が到来しました。
11月21日に1・2年生の保護者懇談会が、遠くは首都圏から近くは地元の市町村から参加して、大学で開催されました。第一部では学長のあいさつと教育方針の説明の後で、上野恵美子教務部長が入学から卒業までの教務的な重要な事柄について、ポイントを突いた説明がなされました。第二部では、清水明次後援会長のあいさつの後に懇親会に移り、個々の学生について保護者とアドバイザー教員の間で情報が交換されました。今後の学生指導・学生支援に活かされるでしょう。
私は4、5年前に地元の聖籠町の10ヵ年計画で教育文化部門の責任者として、2年近く掛けて住民の代表者の方々と協議して計画を作成したことがあります。その時、幼稚園と小中学校の学校教育で、家庭の教育力と地域社会の教育力を併せ用いる必要性を強く感じました。これは大学教育でも言えることです。大学と家庭の連携、大学と地域社会の協力が、大学で学生を育成していくのに、不可欠で必要な時代に入っています。
11月28日に毎年恒例になっている学校法人敬和学園の高校と大学の教職員の合同研修会が高校で開催されました。今年は大学で出したブックレット『リベラル・アーツとは何か』をきっかけにして、高校と大学の教育理念の統一と具体的な連携を深める方策を探る協議をしました。また、20年勤続した永年勤続者が表彰され、新任教職員が紹介されました。
(山田 耕太)