学長室だより

沖縄、長崎、広島を心に刻んで

晴れると初夏のような暑さになり、曇や雨になると3月ころの寒さに戻る日が、数日おきに交替しています。キャンパスではドウダンツツジの白い小さな花の後に、コデマリの白い小さな花が丸みを帯びて花束のように咲いています。赤紫のツツジの花が満開です。

2018.5.18学長ブログ

キャンパスのツツジの花が満開です

 

先週の12日土曜に、本学のワンデイ同窓会が、卒業生が経営する鳥屋野潟の「湖畔」で開かれました。25年ぶりに会う卒業生から卒業して間もない卒業生まで参加しました。近況を伺ったり、昔の思い出話に花を咲かせたりして、リフレッシュされました。小さなお子さん連れも多く、さながら大家族の感がしました。四半世紀の時の重みを実感し、友情の絆が深く根を張っていることも確認しました。

今週のチャペル・アッセンブリ・アワーはスティーブン・リーパー広島平和文化センター元理事長に「競争・戦争の文化から平和の文化へ」と題して講演していただきます。リーパー先生のお父さまは、1954年に青函連絡船の洞爺丸が台風で沈没した際に、タイタニック号の沈没と同じような状況の中で、救命胴衣を日本の青年に託して犠牲となった三人の宣教師のお一人です。

昨年は本学の二人の学生が広島女学院大学主催の8月6日の原爆記念式典参加を含めた平和学習会に出席してきました。私も8月9日の長崎原爆記念式典に参加したことがありますが、6月23日の沖縄戦終結の日、8月6日の広島原爆の日、8月9日の長崎原爆の日を心に刻んで、平和を誓う日としたいと思います。(山田 耕太)