学長室だより

春爛漫の季節となりました

先週は気温が20度を超えて、庭先ではスミレの花が咲き、大学キャンパスでは河津桜や寒緋桜ばかりでなく、ソメイヨシノも枝垂れ桜も一気に満開になりました。今週は一転して花冷えの日々です。キリスト教の暦では、先週金曜はキリストが十字架上で亡くなった受難日、今週日曜は復活祭のイースターでした。

5日には新入生の入学式で式辞を述べて新入生を歓迎して激励しました。例年は新発田市民文化会館で入学式を行ってきました。昨年はコロナ禍の中で入学式に代えて全面遠隔授業を実施した5月にリモートで入学礼拝を行い、分散登校した6月に入学記念植樹式を行いました。今年は感染症対策を十分に施した上で、来賓を招かず保護者を一人に限定して学内関係者だけで、初めて大学体育館で入学式を行いました。

新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底した上で、入学式を挙行しました

 

先週末から今週のガイダンス・健康診断等の後で、来週から授業が始まります。4月1日にコロナ対策会議を緊急に開きました。三大都市圏などに出されていた緊急事態宣言が解除された後で、各地で感染第4波の兆しが見えています。そこでまん延防止等特別措置が出された6市の動向を注視している新潟県・新潟市の動向、ならびに近隣の山形県の状況、地元の新発田市・聖籠町の状況を検討して協議しました。

その結果、来週からの本学の授業は、昨年前期後半ならびに後期と同様にステージ2で、原則として対面で授業を進めていくことを確認しました。また、学生が就職活動・クラブ活動などで教職員が出張で、やむを得ずまん延防止地域に行く際には、学内のPCRキットを積極的に用いることにしました。(山田 耕太)