学長室だより

よいスタートアップとなりました

朝からマツムシ、スズムシ、コオロギ、カネタタキなどの秋の虫の鳴き声が草むらから聞こえて来るころとなりました。昨年に引き続いて今年も、台風が日本列島の南側を東から西へと逆行し、今年は沖縄の先でV字ターンをして、日本海を進む珍しい進路を取りました。これも太平洋の温暖化のせいでしょう。台風が近づいたり去ったりした後は、真っ青の空の高いところに、ほうきで掃いたような白い筋雲がたくさん見られました。
 
先週3日土曜午後には、キリスト教学校教育同盟の中小規模大学連携協議会の第2回研修会がオンラインでありました。昨年11月に開催された第1回研修会で本学の実践報告をしました。その直後に、運営委員を務めるように頼まれてお引き受けした関係から、「幻なければ民は滅びる」という題で開会礼拝を語り、講演の後の5班に分かれたディスカッション・グループの司会を務めました。

今週4日日曜夕べには、敬和学園高校の寮生と共に夕食をいただいた後に、約100人の寮生を前にして「平和を創り出す人々」と題して夕拝の説教を語りました。その直後に4つの寮の礼拝委員がそれぞれの寮生一人ひとりが感想を書いたカードを届けてくれました。その後、1時間余り寮の礼拝委員の生徒たちと楽しい語り合いの時を持ちました。家に帰ってメッセージカードを読むと高校生の反応が手に取るようにわかりました。毎朝の全校礼拝の他に月2回寮の夕拝を繰り返しているのは、本当にすばらしい教育だと実感しました。これも高校3年と大学4年合わせて7年間の高大連携教育の一つです。後期に向けて、よいスタートアップの土日となりました。(山田 耕太)

敬和学園高校の寮に訪れました

敬和学園高校の寮に訪れました