キャンパス日誌

病院で過ごす子どもたちに本をプレゼント「サンタ・プロジェクト」のご報告

善意の市民の皆さまから、クリスマスの時期に病院で過ごす子どもたちに本のプレゼントを贈っていただく「サンタ・プロジェクト」が今年も行われました。
敬和学園大学からは、「サンタ・プロジェクトしばた」に学生サークル「サンタ・プロジェクト」の学生5名を中心として、活動に賛同した学生たちが参加しました。

皆さまが購入した本を書店からお預かりしました(未来屋書店新発田店さま)

皆さまが購入した本を書店からお預かりしました(未来屋書店新発田店さま)

 

このプロジェクトは、敬和学園大学のチャペル・アッセンブリ・アワーで英語文化コミュニケーション学科の山﨑由紀教授がお話しされたアメリカでのクリスマスの体験を元に、当時の宗教部長の大澤秀夫先生が地域の書店と病院に働きかけ、12年前にスタートしたものです。
敬和学園大学から始まったプロジェクトは現在、新潟県内だけでなく、東京都や神奈川県、長野県の各地へと広がっています。

コロナ禍の中、前年の反省から活動が始まりました

コロナ禍の中、前年の反省から活動が始まりました

 

書店に置かれたクリスマスカードには、病院で過ごす子どもたちのことが書かれています。お客さまはカードを1枚選び、その子どもに思いを寄せながら本を1冊購入し、カードにメッセージを記します。その後、本はきれいにラッピングされてクリスマスの日に子どもたちに届けられます。

 

1冊ずつ丁寧に飾りつけ、ラッピングしました

1冊ずつ丁寧に飾りつけ、ラッピングしました

 

本と一緒に「ワクワク」も詰めこみました

本と一緒に「ワクワク」も詰めこみました

 

直接お渡しできませんが、皆さまの善意を込めて病院等にお送りしました

直接お渡しできませんが、皆さまの善意を込めて病院等にお送りしました

 

これまでは病院や施設へお伺いし、集まった本を直接お渡ししていましたが、コロナ禍の本年は郵送にてお届けしました。
今年のクリスマスは新発田市と新潟市内の6書店にご参加いただき、4か所の病院、施設にいる子どもたちに114冊の本を贈ることができました。

敬和学園大学のチャペルから生まれたあたたかい心のつながりが、街々に広がっています。