キャンパス日誌
心のつながり広がる「サンタ・プロジェクト」
善意の市民の皆さまから、クリスマスを病院で過ごす子どもたちに本のプレゼントを贈っていただく「サンタ・プロジェクト」が行われています。
チャペル・アッセンブリ・アワーで山﨑由紀先生がお話しされた、アメリカでのクリスマスの体験を元に、大澤秀夫先生が地域の書店と病院に働きかけ、4年前にプロジェクトがスタートしました。
書店の店頭に置かれたクリスマスカードには、病院で過ごす子どもたちのことが書かれています。お客さまは自由にそれを取ってふさわしい本を選び、メッセージを書いて代金を支払うと、本はきれいにラッピングされてクリスマスの日に子どもたちに届けられます。
4年目となる今年クリスマスには、県外を含めて4プロジェクト、11の書店が参加し、11の病院に入院している子どもたちに295冊の本が贈ることができました。
敬和学園大学のチャペルから生まれたあたたかい心のつながりが、街々に広がっています。
<サンタ・プロジェクトの歩み>
2009年11月
・敬和学園大学のチャペル・アッセンブリ・アワーで、山﨑由紀先生からアメリカでのクリスマス体験が紹介される。
2009年12月
・大澤秀夫先生(敬和学園大学)の呼びかけで「サンタ・プロジェクト・しばた」がスタート。
・【しばた】新発田市内2書店が参加。県立がんセンター新潟病院に入院する子どもたちに26冊の本を贈る。
2010年12月
・【しばた】新発田市内2書店が参加。県立がんセンター新潟病院、県立新発田病院に入院する子どもたちに45冊の本を贈る。
2011年12月
・小池由佳先生(新潟県立大学)の呼びかけで「サンタ・プロジェクト・にいがた」がスタート。
・【しばた】新発田市内2書店が参加。県立がんセンター新潟病院、県立新発田病院、福島赤十字病院に入院する子どもたちに40冊の本を贈る。
・【にいがた】新潟市内の1書店が参加。新潟大学医歯学総合病院に入院する子どもたちに41冊の本を贈る。
2012年12月
・島田裕子さん(敬和学園大学卒)の呼びかけで「サンタ・プロジェクト・中越」がスタート。
・松本教会関係者の呼びかけで「サンタ・プロジェクト・まつもと」がスタート。
これにより県内外4ヵ所にプロジェクトが拡大。全体で11書店が参加。11病院に入院している子どもたちに295冊の本を贈られた。
・【しばた】新発田市内の2書店が参加。県立がんセンター新潟病院、県立新発田病院、福島赤十字病院に入院する子どもたちに50冊の本を贈る。
・【にいがた】新潟市内の1書店が参加。新潟大学医歯学総合病院、新潟市民病院に入院する子どもたちに90冊の本を贈る。
・【中越】中越地域の5書店が参加。県立六日町病院、県立小出病院、魚沼病院、長岡赤十字病院に入院する子どもたちに60冊の本を贈る。
・【まつもと】松本市内の3書店が参加。長野県立こども病院、信州大学医学部付属病院に入院する子どもたちに95冊の本を贈る。