キャンパス日誌
共生社会学科の活動を振り返る、全体報告会を実施しました
朝から静かに雪が降り積もる中、相談援助実習とフィールド・トレーニングのまとめの会として、「2018年度 共生社会学科全体報告会」を実施しました。
この実習報告会は、2004年に共生社会学科が設置され、その学生が3年生になった2006年から13年間、毎年行われているものです。2009年度入学生が3年生になった時からは、学生自身が実行委員会を組織するようになりました。
共生社会学科では、一つは「相談援助実習」で、児童相談所や特別養護老人ホーム、社会福祉協議会での実習(180時間以上)を、もう一つは「フィールド・トレーニング」で、NPOや株式会社、市民団体などでの実習(9日間以上)を、実習先となる組織の指導者、職員の皆さまのご支援のもとで行っています。
それぞれ異なる実習先で体験し学んだことを、分かりやすく、そして一番自分が伝えたいことが何かについてポイントを絞って報告することはとても難しいことですが、共生社会学科の3年生は全員が必ずこの報告を行います。
当日は、実習を受け入れてくださった複数の施設、機関、団体から指導を担当してくださった方々もお見えになりました。
学生の緊張感は高まりますが、ご指導への感謝の気持ちを込め、そして重ねてきた準備が実るよう真剣に取り組みました。(共生社会学科助教 池田しのぶ)