キャンパス日誌

産官学で「探究」について考える、探究サミットを開催しました

敬和学園大学が主催し、地域の高校教員や企業の皆さま、新発田市役所の方々と一緒に、生徒・学生たちによる地域活性化への参画と成長を考える「探究サミット」を開催しました。

産官学合わせて12名の皆さまからお集りいただきました

産官学合わせて12名の皆さまからお集りいただきました

 

高校現場では、新たに「探究授業・活動」への取り組みが始まっています。また地域においては、経済・社会構造の変化の中で、これまでにないアイディアや技術を活用した活性化が求められています。
敬和学園大学では、長年に渡って新発田市・聖籠町と連携し、学生が地域活動に参加する「サービスラーニング」に取り組んできました。この活動を地域の高校と連携することで、より効果的な教育と地域活性化を実現することを目指し、今回の探究サミットを企画・実施させていただきました。

このイベントには、高校現場より9名、新発田市役所より2名、新発田市内の企業から1名のご参加がありました。

 

第1部では、一戸信哉 国際文化学科長、宮崎祥平氏(新発田市役所みらい創造課主事)、渡辺安之氏(花安新発田斎場 常務取締役)の3名による「産官学パネル講演」を行いました。
それぞれの立場からの取り組みについての紹介に加え、新発田市が取り組んでいる「まちづくりドラフト会議 for Youth」の今年度の実施概要についてもあわせて説明されました。

パネル講演、左から一戸信哉教授、宮崎祥平氏、渡辺安之氏

パネル講演、左から一戸信哉教授、宮崎祥平氏、渡辺安之氏

 

第2部は、「探究ワークショップ」と題し、ワールドカフェ形式で「高大接続」「キャリア教育」「地域連携」の3つの視点から、産官学それぞれが置かれた現状と取り組みについて意見交換を行いました。

ワールドカフェ形式で意見・情報交換をしました

ワールドカフェ形式で意見・情報交換をしました

 

多くの皆さまと充実した意見交換をすることができました。
高校や地域の現場における関心、大学としての関わり方など多面的に考える機会になりました。このサミット開催を起点とし、産官学協同して知見を共有しつつ、新たな高大連携のあり方を模索していきたいと思います。(探究サミット運営委員会)