チャペルのひびき

新しきことのはじまり

4月20日は、キリスト教の暦では復活祭(イースター)でした。そのことに合わせて、チャペル・アワーでは、山﨑ハコネ先生(共生社会学科長)が、イエス・キリストの復活のできごとの持つ意味について教えてくださいました。復活とは、神さまが、イエスを死より甦らせたできごと。イエスの生は死をもって終わらず、神さまにより、新しき命へと移されたことが明らかにされたのです。このできごとは、イエスご自身に起こったことにとどまらず、イエスに関わる者たちにとっても、新たな生をスタートする力となってゆくのでした。そしてそのことは、私たち一人ひとりにも起こることであるとのメッセージを先生は届けてくださいました。続いてのアッセンブリ・アワーでは、「こどもがつくるこどものまち」とのタイトルのもと、大岩彩子先生(英語文化コミュニケーション学科准教授)が、ゼミ生たちと関わっておられる子どものための市民教育の実践についてご報告くださいました。新潟市と新発田市の両市において行われたそのプログラムにおいて、子どもたちは、いわば、ごっこ遊びの形で、民主的な街づくりを経験してゆきます。その中での成功体験を積み重ねることによって、社会の中で責任感を持って役割を担ってゆくこと、また、民主的な合意形成によって社会を自分たちによってよりよきものへと変革してゆくという貴重な経験を得るのだそうです。そのような子どもたちを育むことは、将来に向けての希望の種を蒔くことであることを、大岩先生は確信を持ってお伝えくださいました。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「復活の朝」 教授 山﨑ハコネ 先生

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「こどもがつくるこどものまち」 准教授 大岩彩子 先生

<参加学生の感想>
感想1) ハコネ先生の説教を聞いて、復活されたイエスが一言目に発した言葉が特別な言葉でなく、普段私たちの生活にもある「おはよう」というあいさつであったということが印象に残りました。イエスが弟子たちを「私の兄弟たち」と呼んだように、私も友人や他人を兄弟のように大切にしたいと思います。そして、毎日誰かにあいさつをするたびに、その人に喜びがありますようにと祈る気持ちを持ちたいです。
感想2) ミニ・ミュンヘンという子どもだけでつくる町があるということを初めて知りました。子どもだけでルールを決めたり、ルールを破ったら裁判をしたりすることで実際の社会の仕組みを知れたり参加できることがよいと思いました。また自分で働いて給料をもらい、納税までするところがすごくリアルで実際の社会の仕組みと同じでおもしろいなと思いました。すごくたくさんの仕事やワークショップや飲食店があり、本当の町のようですごく魅力的だと思いました。まちの目標だったりテーマを子どもたち自ら決めて、自分たちが運営する点がよい点があると思いました。子どもたちの声を聞く場を設けてそれを実際の市の条例に反映させた点がすごいと思いました、日本では子どもの権利に関する条例ができたのが世界に比べてすごく遅いということに驚きました。また、不登校になったり自殺をする子どもも年々増えているということも分かりました。これらを踏まえて、日本では今よりもっと子どもの意見や声を聞いたり子どもが社会に参画できるような町づくりをしていく必要があると考えました。子どもの町を今後も続けていくこともこの社会問題解決に大きく関わると思いました。