チャペルのひびき

「面白い人生」を歩むために

先週のチャペル・アワーをご担当くださったのは、小池正造先生(日本基督教団東新潟教会牧師)。先生は、旧約聖書の「士師記」に記されたギデオンの物語を通して、祈ることを通して知らされる神の力と恵みについてお伝えくださいました。その際、先生がお示しくださったのは、「15秒の祈り」とのルールです。何事に取り組むにあたっても、それが一人であっても、チームであっても、「神様、今からこれを行いますが、どうぞ守ってください」との15秒ほどの短い祈りをもって始めるとともに、その取り組みを終えた後には、神様への報告も併せて行うこと。そのようにすることを通して、私たちのなすことのすべてにおいて、思いもよらぬ仕方で神の力が働いていることを知らされるとのことでした。「主の祈り」について学んだ先々週に続いて、「祈ること」の真髄について思いを馳せることができたことは、まことに幸いなことでした。引き続くアッセンブリ・アワーでは、土田雅穂先生(フードバンクしばた副代表)をお迎えし、困窮の中に置かれている方々を支援するためにご自身の取り組んでおられる尊き活動について学ぶ時を与えられました。小さく始まったその活動が、今は、多くの方々を巻き込みつつ、多岐にわたる支援へと展開されてゆき、そのことを通して、多くの方々の生活と人生が支えられていることを知ることがゆるされました。敬和に連なる私たちにとっても、多くの示唆と誘いに満ちたお話でした。持ち前の発想力と実行力をもって地域において唯一無二の働きをなさっておられるそんなご自身の歩みを先生は「面白い人生」と称されます。それはただ単に愉快で楽しい人生ということではなく、やりがいと生きがいに充溢した人生ということでしょう。人間の幸福は、他者を支え、他者と共に歩むことと不可分であることを教えられたように思います。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「ギデオン 神さまのなさること」 日本基督教団 東新潟教会牧師 小池正造 先生

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講演 「一隅を照らす」 フードバンクしばた副代表 土田 雅穂 先生

<参加学生の感想>
感想1)今日のチャペル・アワーでは、15秒の祈りの大切さを学びました。何かの課題に取り組む際に1人でも多くの協力があった方が良い。しかし、たくさんの人々が1つの目的に向かって団結することは簡単ではない。そこで何を頼りにするか考える→聖書に聞いてみる=神様に聞いてみる=祈るに繋がることを知りました。祈ることで神様がそばにいることを実感できるようになり、幸運がもたらされるという話を聞き、神の力の偉大さを感じました。
感想2)フードバンクしばた素敵ですね。私は新潟市に住んでいるので、詳しいことは全く知らなかったのですが、本当に地域一体になって支え合っているのですね。子ども食堂を開いて満足するのではなく、それを行ったことによってわかった本当にギリギリな人ほど食堂に足を運べない事実を受け止め、次、そのまた次につなげる姿勢の強さあたたかさに感動しました。学生、シングルマザー、産前産後のお母さんたちとサポートする、そのアプローチの仕方が素敵で泣きそうになりました。年収100万円以下が20%、200万円以下が50%って本当に大変です。子どもがいたら自然と大金や時間が吸い取られて自分の時間は当然、仕事も家事も満足にできない状態ってとても辛いです。私はその立場に立ったことはありませんが、それに近い状況の人を見ていたことがあるので、話を聞いていてフードバンクしばたのありがたさを感じました。私もボランティアに参加したいです。