チャペルのひびき

主イエスにつながりながら

先週のチャペル・アワーをご担当くださったのは北川博司先生(特任教授)でした。アッセンブリ・アワーでも学期の始め頃にお話しくださいましたが、今回はキリスト教と教育委員のメンバーとしてチャペルにて聖書を通しての心に残るメッセージを届けてくださいました。先生は公務員をしておられた頃に関わられた盲学校の運動会における生徒さんたちの姿に触れながら、人は仲間との、また良き師とのつながりを信じることにおいて大きく成長してゆくということ。それはまさに、ヨハネ福音書の中でご自身をぶどうの木にたとえられ、その木につながっていることの大切さを説かれた主イエスが語られたことでもあることをお伝えくださいました。この学び舎に共にいてくださる主イエスにつながることを通して、一人ひとりが大きく成長し、豊かな実を結んでほしいと心より願います。引き続くアッセンブリ・アワーでは、一般社団法人サンフォード・ゴールドステインメモリアルTANKAミュージアム館長であられる涌井一朗先生をお迎えし、本学で教鞭をとられ新発田を終焉の地とされたゴールドステイン先生について、近代日本における東西文明の出会いの衝撃と実りを一身に受けとめられたその文明史的意義、ご生涯、またその文学的ご業績について、覚えることがゆるされました。とりわけ英語TANKAの詩人として、ゴールドステイン先生の豊かな作品を知ることのできたことは誠に幸いなこと。二度と戻ることのない日々の一瞬を留めるべく紡がれていったゴールドステイン先生の珠玉の英語TANKAの数々は、深く心を打つとともに、日常の世界の中に隠されている豊かさに目を開かせてくれるものでした。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「つながる喜び」 特任教授 北川博司 先生

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講演 「英語tankaとサンフォード・ゴールドステインのtanka世界/二度と戻ってこない命の1秒を言葉(詩)で記録する」 一般社団法人 サンフォード・ゴールドステインメモリアル TANKA ミュージアム館長 涌井 一朗 先生

<参加学生の感想>
感想1)目に障がいを持つ人は、初めてのことを経験するときにどう体を動かせばいいか分からないという怖さがあることを知りました。私は、初めてのことを行うときに失敗したらどうしようという気持ちを持ちますが、目に障がいを持つ人はもっと違う怖さを持つと知りました。置かれた状況で人とのつながりを信じ、成長していくという言葉が印象に残りました。目が見えるからこそ、人とのつながりを軽く見てしまうこともあります。人とのつながりを大切にして、成長につなげていきたいと思いました。
感想2)アッセンブリ・アワーでの講演を聞いて、文字の素晴らしさをあらためて知る機会になりました。写真や映像ではなく、文字かつTANKAで残された歴史の記録というものは、筆者のその時に感じたものや見たものをいつもとは違った目線から私に伝えたり考察させたりするのだろうと心が躍りました。サンフォード・ゴールドステイン先生に3つの顔があること、それらの活動は別々ではなく、つながっていることに驚きました。私ももっと色々な詩集に触れてみようと思います。

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