学長室だより

2005年12月2日号

11月25日のチャペルは北垣宗治先生の「ニューエル館のニューエルとは?」というお話であった。H.B.ニューエル(1861-1943)が長岡に住んだ最初の宣教師で、山本五十六(元 日本帝国連合艦隊司令長官)をも教えたことくらいまでは知ってはいたが、ニューエルの生涯全体とその功績を聴いたのは、初めてであった。O.ケーリさんの持ち物を整理している過程で発見した資料をもとにしてのお話であったという。本学のニューエル館の名づけ親は、この前学長・北垣先生である。ニューエルの伝道家魂が、今ここに生きる、という印象をあたえるほどの語り方であった。
夕4時20分からはクリスマス・ツリーの点灯式が、延原宗教部長の司式でおこなわれた。今年は前学長の学園訪問が点灯の時を呼んだ。
夜はロータリークラブの面々が、町の料亭に北垣先生を迎えた。きょうは新発田の北垣デーであった。(新井 明)