学長室だより
学生よ、外に出よ! ―国際交流の学びから(4)
いつの間にか夏になり、学生も教員も今学期のまとめに入る時期で忙しさに拍車がかかっていることと思います。そんな中ですてきなお客さまをお迎えしています。コロナ禍を挟んでしばらく休んでいたJCLP(海外からの大学生が敬和学園大学で日本語や日本文化を学ぶプログラム)が再開し、3名の大学生が敬和学園大学で学んでいます。アメリカからのお二人はハワード大学で私たちの敬愛する山北先生から日本語を学んできたそうです。アイルランドからの学生さんも流ちょうな日本語を話します。このプログラムは、敬和学園大学の学生にとってもすばらしい機会となっており、同年代の大学生と英語や日本語で話し、日本や海外の社会や文化を学ぶ刺激になっています。国際交流委員会の企画で、さまざまなプログラムが実施されていますので、多くの学生さんに関わってもらいたいと思います。
また先週はオープンキャンパスや大学説明会で、学生たちの留学の話が聞けました。単独で海外で苦労しながら暮らす中で、孤独に耐え、しっかりと自分自身と向き合った時間は何物にも代えがたいものがあると知りました。二人の学生さんからはポジティブなオーラが感じられました。お一人は、そもそも声の出し方から違います。腹から出る太い声には安心感があり、信頼できる人と感じさせます。もうお一人は、コミュニケーションに苦労しながら生きた英語を学ぶことに集中したそうで、目標を達成できたせいか自信と優しさが感じられました。グループで行く留学は楽しいですが、一人で孤独と自信喪失に耐える中で、人は磨かれていくのだと思います。学生の皆さんには若いうちにぜひ外の世界を見ていただきたい、これは敬和学園大学を支援してくださるオレンジ会の髙澤会長の願いでもあります。日本に来て、おそらく孤独や不安を感じているJCLPや正規の留学生にも温かい声をかけてあげてほしいと思います。言語を学ぶことにより、人と人とのつながりはさらに広がっていきますね。(金山 愛子)

日本語授業中の(右)マケナさん、すてきな笑顔を見せてくれました

(左)ディクランさん、(右)モーガンさん、授業を真剣に聞いています

大学説明会でカナダ・トロント留学での話をしてくれた三浦悠馬さん










