学長室だより

クリスマス・キャロルについて

クリスマスおめでとうございます。新発田でも街中でクリスマスの電飾を飾る家が少しずつ増えてきました。夕方になると大学のクリスマスツリーが点灯し、大学の進入路からも、グランド脇の新新バイパスからも、光輝くクリスマスツリーが目に入る季節となりました。

2019.12.20学長ブログ

大学正面入り口側のクリスマスツリー

 

クリスマスには、ツリーに象徴されるように、暗い世界に光をもたらした救い主イエス・キリストの誕生を喜び祝います。また、「天には栄光あれ、地には平和あれ」という天使の歌声に象徴されるように、世界に平和が訪れることを祈り願う季節です。

クリスマスになると、キャロルと呼ばれる陽気で楽しいクリスマスソングを歌う習慣があります。キャロルは元来、中世のダンス曲でした。それはギリシア悲劇で「コロス」(「コーラス」の語源)という一団が、場面転換で歌いながら円舞をしたことに由来します。「コロス」が訛って中世に「キャロル」というダンス曲になりました。それがクリスマスに取り入れられてキリストの誕生を祝うキャロルとなりました。クリスマス・キャロルはもともとダンス曲であったので、キャロルを歌って街中を練り歩くキャロリングという習慣が生まれました。

今日は大学の燭火礼拝の後で、3時から6時過ぎまでグループホーム富塚・のぞみの里、イクネスしばた、県立新発田病院、新発田教会に学生たちとキャロリングに出かけます。(山田 耕太)