学長室だより

春一番が吹きました

先週は再び寒気がやって来て雪が降りました。その直後に南風が吹き込み例年より四日遅れて春一番が吹きました。雪一面の中で樹木の根本から雪が解けていくのを見ると樹木の中に流れている生命力を感じます。

17日水曜に新潟のロータリークラブの方々が学長室にごあいさつに来られました。ロータリークラブの米山奨学制度は日本で学ぶ留学生を支援する最も大きな団体となっています。今回は新潟県米山奨学生同窓会長である本学の房文慧教授のビデオレター取材に来られました。取材陣の一人は本学の一期生の卒業生でした。

房教授のインタビュー取材のため、ロータリークラブの皆さまが来学されました

ロータリークラブは1905年に、ポール・ハリスという一人のキリスト者の青年弁護士が4人の仲間と始めた国際奉仕団体です。現在では全世界に120万人の会員がおり、日本には約10万人の会員がいます。米山奨学生とは日本で1920年にロータリークラブを始めた米山梅吉の名前を冠にした奨学制度です。本学では房先生の他にも米山奨学金で支えられた留学生や留学した学生や教員がおり、大変お世話になっています。ロータリークラブも本学もボランティア精神を重んじ社会に奉仕する理念は共通しています。本学の学長は代々新発田ロータリークラブに属しており、北垣宗治初代学長と鈴木佳秀第三代学長は会長も務めました。

20日土曜に入学前スクーリングが開催されました。春からの入学生と保護者の大勢の方々が本学にお見えになりました。今年はコロナ禍のため午後だけの2時間の開催とし、三密を避けるために全体で集まることはやめ、3学科に分かれて開催しました。参加者も主催者もワクワクする時を持ちました。（山田　耕太）