学長室だより

小和田記念講座に期待する

6月も半ばを過ぎましたが、今週14日に梅雨入りしました。晴れの日は野バトが朝から鳴いています。大学のピロティの前庭では2本のヤマボウシの木が白い花で覆われています。

8日水曜には教授会の後で、学生寮で寮の命名式がありました。以前から学生寮に名前を付けることが求められていましたが昨年11月から寮監体制が変わり学生寮が一新された機に、学生寮の名前を学生・教職員から募集しました。数多くの候補の中から審査した寮運営委員が全員一致で即座に決まったのは詩編121編1-2節による「向山寮」でした。命名者の金山愛子先生のお話に続いて、3年生の金子真依さんの筆による額に入れる書が披露され、参加者全員で讃美歌「山辺に向かいて」を歌いました。

6月1日の朝日新聞に新発田生まれで本学の名誉博士の小和田恆先生に関した「国際秩序 再構築を」という記事が掲載されました。小和田恆先生はハーグの国際司法裁判所を退いた後にオランダのライデン大学と出身の東京大学の間で小和田記念講座を開設する予定でしたが,コロナ禍の中で延期され先月末に開かれました。ロシアのウクライナ侵略戦争により、第二次世界大戦以後に築かれてきた国際連合や安全保障理事会が機能していない現状に代わる新しい国際秩序を再構築することが求められています。ホームページ上で「小和田記念講座」をクリックするとライデン大学で開催された、小和田恆先生の開講記念講演とロンドン大学のドミニク・モイジ教授の講演を視聴することができます。小和田先生の経歴を見て、日本語の著書11冊のうち3冊が敬和カレッジ・ブックレットであることに驚かされると共に光栄に思いました。

小和田先生の著書である3冊の敬和カレッジ・ブックレット

小和田先生の著書である3冊の敬和カレッジ・ブックレット


(山田 耕太)