キャンパス日誌

【卒業生リレーエッセイ7】~母校敬和学園大学で活躍する皆川靖さん~

いつも心にある言葉

皆川靖

(1994年度卒業 皆川靖さん)


私の学生生活でいちばんの思い出は、昨年度末に退職されたアラン・ブロンデ先生との出会いです。ブロンデ先生には3、4年生のゼミでお世話になりました。先生の指導は厳しく、授業の進行はオール・イングリッシュ。教科書の要約課題が毎回課され、間違えると徹底的にリライト(書き直し)させられました。ゼミの夢を見て目が覚めてしまうこともあり、先生や英語に嫌悪感を持ってしまうこともありましたが、今ではあの厳しさに耐えることができたということが自信になっています。
卒業後は、敬和学園大学の教務係で働いています。主な仕事は、授業時間割の作成、履修登録・成績処理、科目等履修生の受け入れなどです。厳しい仕事に挫けそうになることもたびたびですが、ブロンデ先生には卒業後にも励ましていただきました。
“no pain, no gain”(痛みなくして得るものなし)という先生の言葉が胸に残っています。何かにチャレンジしたくても不安でもう一歩前に踏み出せない時、この言葉を思い出し自分を奮い立たせています。
今年の敬和祭では、同窓生はもちろん諸先生方にもお集まりいただき、「懇親会」を開催する計画にしています。大学の新しい施設を見学したり、思い出話に花を咲かせながら、みんなで旧交を温めましょう。(1994年度卒業 皆川靖さん)