キャンパス日誌

【授業紹介9】文化交流論(担当:グレゴリー・グッドマーカー)

世界を知ることで、柔軟な思考を確立します

p11文化交流論

授業では英語で議論を深めます

「文化交流論」は、私自身もワクワクする、お気に入り科目の一つです。
この科目では、学生と教員が、多文化理解の観点から、「美の概念」「成人」「デート」「食」「死」などといったトピックについて調査します。世界各国のビデオを見ながら、私が25か国ほど回って経験したエピソードも紹介します。
また、授業で使用する言語は英語です。この科目の主要な目的は、英語だけで学ぶ経験を設定した上で、世界のことをもっと知り、自己認識を深めて、柔軟な思考法を確立することです。これにより、学生は自己の英語力、さらには異文化間コミュニケーションのスキルを高めることができます。(英語文化コミュニケーション学科教授 グレゴリー・グッドマーカー)

受講学生のコメント

‟当たり前”だけではない世界の文化

島倉由佳

受講生の島倉由佳さん

私が大好きな授業の一つ「文化交流論」を紹介します。
私はこの授業で、世界には不思議な文化がたくさんあることを知りました。例えば、日本の成人式はきらびやかなイメージですが、文化によっては過酷な儀式を行う場合もあります。人を葬る際に日本では火葬が一般的ですが、死体を切り裂いて鳥に食べさせる文化も存在します。このような内容を、スクリーンで映し出される映像・画像を見ながら、先生がたくさんの国に行った経験を元に解説してくれます。そして、授業で使っている教科書は、なんと先生と先生の奥さまがこだわりを持ってつくったものです!だから、面白くて、分かりやすいのです。
また、この授業は全て英語で行われるので、他の文化を知るよい機会であると同時に、英語を聴く力・話す力を向上させることもできるのです。
この授業を受講し、私も、徐々に自分の考え方が変わってきました。自分にとっての‟当たり前”以外のことも受け入れる姿勢を持つことができました。(英語文化コミュニケーション学科3年 島倉由佳さん)