キャンパス日誌

【授業紹介17】英語コミュニケーション・スキルズ(担当:大岩彩子、フィリップ・ウィン、ヘイミッシュ・バーネットソン)

英語を使って世界の問題に関わる学び

p11英語授業風景

自力の考えを英語でまとめ、発表します

21世紀の社会で「使える英語」を学びながら世界の問題へ関わることができる力を育てる市民性教育を目指しています。例えば「英語コミュニケーション・スキルズ」では同レベルのA(読む・書く)と、B(聴く・話す)の内容を統一し、SDGsをテーマに1年かけて学ぶクラスがあります。Aの授業ではリサーチと論文の書き方を学び、Bの授業では対話で理解を深めます。学術的な書き方・口頭発表の仕方を英語で学ぶのは大きなチャレンジですが、自分の設定したトピックと課題に取り組むことで自立した学びができるようになってきています。(人文学部講師 大岩彩子、フィリップ・ウィン、ヘイミッシュ・バーネットソン)

参加学生のコメント

自分の意見を持つことの大切さ

佐藤知優

参加学生の佐藤知優さん

英語コミュニケーション・スキルズのA(読む・書く)の授業では英語で小論文を書きます。APAスタイルという英語の学術論文の形式を勉強し、自分の考えを文章化する力をつけます。B(聴く・話す)の授業では時事問題などを取り上げて英語でプレゼンテーションを構成し、発表します。授業中の会話は主に英語を使います。課題が多く大変な時もありますが、困ったことがあればすぐに相談できる先生方のもとで勉強できます。
私は春休みにアメリカで短期留学を経験しました。これらの授業を受講していたおかげで留学先の授業に想像よりも早く慣れることができました。授業が英語で発言する練習の場になっていたからだと思います。英語を話す前提として意見を持つことの重要さに気づきました。
現在は、SDGsをテーマに学んでいますが、「英語で」自分の考えを表現することは簡単ではありません。アカデミックな授業を展開してくださる先生方とフィードバックをくれるクラスメイトと一緒に日々、挑戦しています。(英語文化コミュニケーション学科2年 佐藤知優)