チャペルのひびき

塩で味付けられた言葉

 「あなたがたは世の光・地の塩」と、マタイ福音書にはあるけれど、ルカ福音書には「世・地」という言葉は出てこない。端的に、塩が塩であること、暗い部屋の中、灯火が闇を照らしていることのかけがえのなさが告げられる。今、日本の社会には強い立場にある人々の不誠実な言葉が氾濫している。私たちは、良心に根ざした誠実な言葉、塩に味付けられた言葉をこそ求めていきたい。敬和学園大学には今、54名の留学生が在学しているが、この日はその中から3人の言葉に耳をかたむけた。もっと、もっと、互いの交わりを深くしていきたい。(大澤 秀夫)

Ⅰ.チャペル・アワー
説  教 「 地の塩・世の光 」 副学長 山田 耕太 先生
20130621チャペル・アッセンブリ・アワー

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講  話 外国人留学生によるスピーチ 英語文化コミュニケーション学科3年 アロンソ ホアンマテオ さん、共生社会学科2年 楊 柳 さん、国際文化学科1年 李 京坤 さん
20130621チャペル・アッセンブリ・アワー
20130621チャペル・アッセンブリ・アワー

参加学生の感想
感想1)ルカとマタイの福音書の違いを初めて知りました。マタイの福音書の呼びかけや良心、誠実、真心の比喩は、聖書らしいなと思いました。山田先生の言うように声なき人の声に耳を傾け、代弁する人間になれればいいなと思います。
感想2)日本に住んでいる私たち日本人では思うことがないことを、外国人留学生は気づき考えたりしていて、なるほどと納得しました。自分では当たり前のことが、留学生は当たり前ではないのです。私も同じ立場で他の国へ留学したならば、その国の印象も最初に考えていたものとは違うものとなると思います。知ってからわかるものもあるということを気づかされました。
感想3)今日の留学生の話を聞いてみて、異国の地でそれぞれ頑張っているという印象を持ちました。アロンソさんは、自分で選んで日本に来たのではないことを聞いて驚きました。法王が選んだところにきて、自分のやりたいことを見つけてやっているところがすごいと思いました。楊柳さんは、自分の目的とするものを習うところが中国になくて日本に来て知識を取り入れて、後々中国に帰って自分の知識を行かして行きたいと聞いて、最初からちゃんとした目的で大学に入学したのですごいと思いました。
感想4)私は、自分の国について深く考えたことがあまりなく、まして日本のいいところなんかも考えたことがなかったが、外国人留学生の方々は、日本はいい所だと言ってくださっていて、うれしい反面、日本について全然考えていない自分が恥ずかしくなった。留学生の方々のお話を聞いていると本当に日本が好きなのだなと感じられた。