学長室だより
2006年10月6日号
毎年のことであるが、8月下旬の丸一日を使って、職員全員の研修会をおこなう。(今年は8月末日がそれに当てられた。)
朝9時から、各係の報告が始められた。担当している基本業務、過去1年間の改善項目、新規計画の達成状況などを、11の係がそれぞれに報告し、質疑応答。午後からは「中長期について考える会」が、全体4グループに分かれてのワークショップ形式でおこなわれ、発表があった。学長は15時40分以後の第3部「意見交換、総括、講評」の部に出させてもらった。
その時間帯で、入学定員の確保、学生とのコミューニケイションをさらに進める必要、地域との関係を深める必要、就職率の向上 (現在でも、ほぼ100%にちかいが)。学生のマナーの向上。ATMの利用を高める。このような議論を聴いていて、これはそのまま教授会の問題だ、と認識した。事務職員側の意識を、教授会がそのまま受け容れて、大学全体の将来を探ることが必要である。敬和はまさに教職員一体の共同体である。
職員一同はその翌日、北陸道を一泊の旅に出た。(新井 明)