学長室だより

暦の上では冬になりました

今年は今週7日が立冬で、暦の上では冬になりました。新発田市内では消雪パイプの点検がほぼ終わりました。次第に寒さが強まり、朝夕にはコートが必要なころとなりました。

先週4日のチャペル・アワーでは、敬和学園高校の齋藤正幸先生が、死を恐れずに待ち望みつつ最期を迎えたお母さまの信仰の姿を率直に証してくださり、感動を覚えました。アッセンブリ・アワーでは、学生たちが取り組んだゼミ単位のボランティア報告と8月の村上市・関川村の豪雨水害支援ボランティア報告がありました。コロナ禍で活動が制限されているにもかかわらず、豊かな報告会となりました。

チャペル・アワーでは、敬和学園高校の齋藤正幸先生に説教していただきました

チャペル・アワーでは、敬和学園高校の齋藤正幸先生に説教していただきました


 

先週のチャペル・アッセンブリ・アワーには、国際ソロプチミスト新潟の会長さんら3名が始めから参加してくださいました。その直後に別室でシグマ基金授与式と代表学生のピン引渡式が執り行われました。1995年の阪神淡路大震災以来27年間にわたり本学のボランティア活動を支援してくださいますことを心から感謝申し上げます。

5日はキリスト教学校教育同盟の代表者会議の講演にオンラインで参加しました。関東学院大学の豊川慎先生の「危機時代のキリスト教平和学の使命と課題」では、ガルトゥングの平和の概念に新渡戸稲造の人格教育論 “to know, to do, to be” を組み合わせて、SDGsを展開していくことに新しさを感じました。続いて東北学院大学の川島堅二先生の「統一教会問題」では、新入生へのカルト対策講演の大切さを再認識し、ドイツ・フランスの比較研究から宗教教育がカルトへの予防教育になることを知りました。(山田 耕太)