学長室だより

春の訪れ

朝から小鳥のさえずりが聞こえるようになり、新潟でも春の訪れを告げる陽の光が差し込むようになりました。

2月17日には聖籠町長・町議会議長・町教育長ならびに新発田市議会議長への新旧学長交代のあいさつに行ってきました。それに続いて先週6日に新発田商工会議所会頭、7日に新発田市長、9日に新発田市教育長にそれぞれ新旧学長交代のあいさつに行ってきました。7日夜はオレンジ会による新旧学長の送別・歓迎会がありました。この8年間の学長時代には、人口減少高齢社会の中で地方創生のため、地域社会の学生を地域社会の重要な担い手に育てていく地域循環型教育に力を入れて、まちなかキャンパス化を推し進めてきました。そのためには地域社会の各方面の協力・支援体制を築いていくことが欠かせません。街と大学が互いに他を必要としてウィン・ウィンの関係を築いていくことが大切です。

敬和学園は明治時代に短命であったキリスト教学校を復活させた唯一の学園です。そのビジョンは60年前に発足した新潟朝祷会の祈りの中で共有されました。そこで、11日朝に新潟朝祷会から枝分かれした新発田朝祷会の第120回会合でも、12日の日本基督教団新潟地区総会でも、学長交代のあいさつをしました。敬和学園大学の敷地内には実習やボランティア活動の先進的な取り組みとして、社会福祉法人シャーロームのグループホーム富塚・のぞみの里が併設されています。6日ののぞみの里運営委員会でも学長退任のあいさつをしました。今週18日に開催される社会福祉法人シャーロームの評議員会でも学長交代のあいさつをしてきます。こうして教会・学校・社会福祉施設が一体となって「愛と希望の溢れる地域社会」が築かれていくことを願っています。(山田 耕太)

グループホーム富塚・のぞみの里

グループホーム富塚・のぞみの里