キャンパス日誌

敬和学園大学の学生が、新発田地域振興局長との座談会に参加しました

新発田地域振興局の阿部久紀局長主催で「若者がやりたいことを実現するための座談会」が開催され、敬和学園大学 共生社会学科3年の羽賀周平さんが参加しました。
この座談会では、本学学生のほか、同じ新発田市にある新潟職業能力開発短期大学校の学生も参加し、地域でやりたいことを実践している経営者の皆さまからいろいろと意見をお聞きする場となりました。

新発田地域振興局長の阿部久紀さま

新発田地域振興局長の阿部久紀さま

 

羽賀さんは、共生社会学科の趙晤衍教授のゼミに所属し、粟島産のアマドコロを使ったミルクアイスの開発や、新発田市上三光での農福連携プロジェクトや、空店舗を活用しての起業にも関心を持っています。新発田地域振興局長の阿部さんの進行のもと、羽賀さんは積極的に経営者の皆さまに質問させていただき、貴重なお話を伺いました。

座談会に参加した羽賀さん

座談会に参加した羽賀さん


 
積極的にいろんなお話をさせていただきました

積極的にいろんなお話をさせていただきました


 
座談会は終始和やかな雰囲気で、あっという間に時間は過ぎました。終了後には、あらたな連携をすすめていくため、連絡先の交換もさせていただきました。
学生にとって、地域での実践者からお話を伺う機会は本当に貴重なものとなりました。
敬和学園大学では、羽賀さんをはじめ、起業を目指す学生はたくさんおります。これからもこういった機会がたくさん増えることを期待しています。貴重な機会ありがとうございました。

ご厚意により羽賀さんをセンターにして写真を撮らせていただきました

ご厚意により羽賀さんをセンターにして写真を撮らせていただきました


座談会にご参加された皆さまを簡単に紹介いたします。
・関川産業代表取締役 関川良平さま・・・創業120年を迎える会社の代表でありながら、新発田の中心市街地活性化に取り組むNEOHATT(ネオハット)の代表も務め、空き店舗を活用した起業などの支援を行っております。その人望からいろんな人とのパイプ役として動く姿は、学生たちへのよい刺激となりました。
・月岡ブルワリー 新保典司さま・・・月岡温泉地に店舗を構えクラフトビールの販売をされています。ゼロから商品開発にも携わり、市場調査やマーケティングにより確実に売り上げが見込めるものを製造されているそうです。ターゲット層からの価格設定など、現実的で戦略的な考え方は勉強になりました。
・OLIOLO FLOWER 伊藤美波さま・・・新発田市商店街でドライフラワーの販売や、結婚式の装飾などをされています。独自の世界観を大切に、万人受けする商売ではなく、この商品なら買いたい方をターゲットに商売されています。特に、個性を発信するSNSの考え方など勉強させていただきました。
・BASE CRAFTER 平野伸哉さま、小熊龍太郎さま・・・胎内市の食材にこだわったキッチンカー事業、商品開発(ハーブシロップ)を通して、地元である胎内への地域貢献を目指して活動されています。商品開発や申請方法などの経験は、本学学生たちが目指す地域貢献を考える上で非常に参考になるものでした。
・新発田地域振興局 阿部久紀局長・・・敬和学園大学のラジオ番組「敬和キャンパスレポ」にもご出演いただいております。*新発田地域振興局長出演の「敬和キャンパスレポ」はこちらからもお聞きください。

 

学生からのコメント

羽賀周平さん
「実際に商品開発や地域振興の活動を行っている方たちから、実践をする上での戦略的なお話、新発田市や胎内市の現状、体験からでしか得られない貴重な情報をお伺いすることができました。経営から事業の組み立てといったお金に関しての課題、空き店舗の現状といったお話を伺う中で、今までは「アイデアを出してそれを取りあえず実行」といった形で行っていましたが、今後は「アイデアを出して実行に移すまでの過程を細分化し、お金、人、モノの面を明確にし、そして戦略の面に特に力をいれていきたい」と考えることができました。地域振興を可能にするのは、細かい戦略があってこそ実現可能だと感じ、私が今後やるべきこと、学ぶべきことを定めていくよいきっかけになりました。出会った方たちとの縁を大事にして、今後も新発田地域の活性化についての取り組みを進めていきたいと思いました。」

 
#敬和学園大学
#共生社会学科
#趙晤衍