キャンパス日誌

児童英語教育の学生たちが地域で実践「敬和キッズ・カレッジ」

敬和学園大学と聖籠町週末体験クラブがコラボし、キッズ英語教室「英語であそぼう」を開催しました。
この活動は、敬和学園大学で児童英語教育プログラム・ディプロマ取得を目指す学生たちのインターンシップの一つで、授業での学びを聖籠町の子どもたちを対象に実践するものです。

当初の予定では12月に開催する予定でしたが、コロナ禍により2月の実施となってしまいました。指導内容の変更や調整など予定外の作業が増えましたが、学生同士で連絡を取り合いながら準備を進めました。
この日は大岩彩子先生による指導の下、学生たちが先生になって子どもたちに楽しく英語を学んでもらいました。

自己紹介とごあいさつ

自己紹介とごあいさつ

Animal Quizではいろいろな動物の夏と冬の風貌の変化について学びます

Animal Quizではいろいろな動物の夏と冬の風貌の変化について学びます

冬の衣類を身振り手振りで学びましょう

冬の衣類を身振り手振りで学びましょう

英語教材『FROGGY GETS DRESSED』を見ながら楽しく英語を学びましょう

英語教材『FROGGY GETS DRESSED』を見ながら楽しく英語を学びましょう

世界平和を願い、みんなでカードを作成しました

世界平和を願い、みんなでカードを作成しました

みんなそろって記念撮影!

みんなそろって記念撮影!

 

学生のコメント

「私たちは今年度”peace”をテーマに活動を考えました。一つのテーマに絞った活動の流れを考えることは難しかったですが、それ以上に楽しんで活動することができました。なるべく幅広い年齢の子どもたちが楽しんで英語を学べるように準備をしてきました。今回は低学年の参加者が多かったため、子どもたちが活動しやすい内容に変更したり、発話する英語を変えて授業をはじめました。しかし、いざ活動が始まると思っていたよりも子どもたちが英語を話したり読んだりできるので、さらに内容を変更し、レベルに合わせた活動を展開できました。楽しく英語を学ぶためには、簡単すぎても難しすぎてもダメで、いかに学習者にちょうどいいレベルで活動を行うことが大切であるかを実感しました。」

「この活動は、毎回参加する人数やメンバーが違うため、本番までどのような雰囲気になるのかわからないのですが、今回参加してくれた子どもたちはたくさん英語を話そう!と思っている子が多く、急きょ予定よりも英語をたくさん話してもらう内容に変更しました。子どもたちも楽しそうに発話してくれたので、変えてよかったと感じています。今回の活動で、状況や人に応じて臨機応変に対応することの大切さを学ぶことができました。私たちの学年は今回の活動が最後になりますが、来年度からの「英語で遊ぼう」もよりよいものになるよう願っています。」

「当初は12月に開催する予定でクリスマスや冬をテーマにして計画を練っていました。しかしコロナ禍のため延期となり、通常授業が終わってからの開催となったため、メンバーで集まって練習する時間が少なくなってしまいました。うまくできるのか不安でしたが、これまでの経験を生かし、少ない回数の打ち合わせで何とか仕上げることができました。一年を通して経験したことで、スキルアップは確実にできていると実感できました。」

 

担当教員からのコメント

「平和」をテーマにして組み立てた聖籠町町民会館での授業は今回が最後でした。このテーマに辿り着いた経緯として、今年度のディプロマ生は他の課外活動で平和教育に関わっていたり、またインターンシップの単位となる活動の一つとしてウクライナ国内にいる子どもたちを対象にした英語の授業を見学しているという背景があると思います。地域の子どもたちと一緒に英語教育を通して平和について考える機会を積極的につくったことは、大変貴重な経験だったと思います。「平和は子どもから」というマリア・モンテッソーリの言葉を信じ、自分たちのできる社会貢献を考えた活動でした。小学校でのインターンシップなどもすべて終え、本当に力がついたと思います。お疲れさまでした!(英語文化コミュニケーション学科准教授 大岩彩子)

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