チャペルのひびき

力ある言葉との出会い

チャペル・アワーでは、益谷真先生(英語文化コミュニケーション学科長)が、「真理はあなたがたを自由にする」との主イエスの言葉を丁寧に説き明かしながら、本当のこと(真理)を知らなければ、神さまの御心にかなった真の自由へとたどりつけないこと、そのような自由は信じることのできる人との出会いにより、与えられることを教えてくださいました。大学コミュニティーの中で、多くの信頼できる人と出会っていただきたい、とりわけ、まことの真理であられる主イエスとの出会いを通して、真の自由を獲得してほしいと先生は語られました。主イエスが与えるその自由とは、差別や偏見から解き放ち、他者を愛し、仕えることへと方向づける自由でもあることも心に留めたく思います。引き続き、アッセンブリ・アワーは、外務省の対日理解促進交流プログラム、「KAKEHASHIプロジェクト」に参加した学生たちによる報告会として持たれました。異国の地でのリアルな体験を通して、またハワード大学の学生たちとのリアルな交流を通して与えられた豊かな学びを分かち合ってくれた参加学生の皆さんに感謝いたします。それはまた、異なる文化と歴史を持つ人々との間にいかに平和の橋を架けられるかとの学びであったことでしょう。さらには、参加学生たちは、アメリカという国が、その歴史を動かしてきた「力ある言葉の数々」を大切に掲げて歩む国であるとの気づきを伝えてくれました。「聖書」もまた、歴史を動かしてきた力ある数々の言葉が収められた書物。「真理はあなたがたを自由にする」との言葉もその一つです。チャペル・アッセンブリ・アワーの時間を通して、学生一人ひとりが、そこに記された力ある良き言葉と出合い、その言葉を力強く生きる人として成長してゆかれることを願っております。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「真理はあなたを自由にする」 教授 益谷真 先生

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「The Power of Words」 KAKEHASHIプロジェクト活動報告   

<参加学生の感想>
感想1) 「真理はあなたを自由にする」とはどういうことか、自分なりにも考えてみた。さまざまな情報が溢れる世界で明確にならない答えに悩み続けないために、一つでも指針や信念を決めること、知ることで迷わないようになるということだと思う。これから社会に出れば、今よりも自分で決断しなければならない場面が増える。知識を増やして、自分の芯を決めていきたいと思う。またそのためには、KAKEHASHIプロジェクトにもあったように、実際に人とつながり、疑問を持ち、経験を重ね、声を出して発信することが重要なんだと感じた。それは自分にとって非常に難しいことだと思うが、身の回りでできることから始めてみたい。
感想2) アッセンブリ・アワーでは、KAKEHASHIプロジェクトの活動を知ることができました。ハワード大学の学生との交流や、アメリカの黒人差別などの歴史を学ぶことは、日本とアメリカの両国の相互理解に大きく前進した活動であると思いました。また、活動を行ったグループが現地で感じたことについても知ることができましたが、その中でも、言葉は私たちに力や希望を与えるということや、リアルな経験からしか得られないものがあるということが印象に残りました。言葉の力については、何気ない一言で、人を傷つけることも、勇気付けることも可能であるということを実生活の会話や、SNSの中で、経験してきたのでとても共感できました。しかし、私自身会話があまり得意ではなく、人と話すことが少ないので、まずは誰かに声をかけ、会話を作り出すことから始めたいと思いました。そして会話を重ね、誰かの希望となる言葉を生み出したいと思いました。