2004年6月25日号
もう45年もまえのことだ。鈴木弼美(すけよし)校長のお招きで山形県小国町の基督教独立学園高等学校を、初めてお訪ねした。米坂線の伊佐領駅で降りて、木造の小さな校舎をお訪ねしたのである。現校長・助川暢(の...
もう45年もまえのことだ。鈴木弼美(すけよし)校長のお招きで山形県小国町の基督教独立学園高等学校を、初めてお訪ねした。米坂線の伊佐領駅で降りて、木造の小さな校舎をお訪ねしたのである。現校長・助川暢(の...
日本基督教団関東教区 (第54回) 総会が、大宮で催された。宗教部長の延原時行氏とともに出席した。敬和学園高校の小西校長、信田智先生、その他われわれの学園を助けてくださる新潟の牧師先生がたとも、ごいっ...
日本女子大学の評議員会と理事会に出席(5月25日)、次の日はさいたま市での日本基督教団関東教区総会に。その夜、急いで新発田へもどり、5月27日の1時限は「比較文化」の講義。28日(金)は午後3時から7...
あの先生は、いまどうしておられるかな、と懐かしく、また半ば不安を抱きつつ思い出す方がたがある。この学長室で、最近とくにそのお顔を思い出すのは、この学園の発足当初からおられて、アメリカ文学や詩の講義をし...
エデンの園の物語というものがある。人類の文学・思想のなかで大きな意味をもつ神話であることは論をまたない。そもそも「神話」とよぶには、やや不適当かな、という感じさえするほどの存在感のある物語である。それ...
「創世記」冒頭に天地創造のことが記されている。人間もそこに出る。人は神の姿に似せてつくられた。そしてその人間は地のすべてのものの「支配」をゆだねられた。これは、人間は人格をあたえられ、その人間は、神の...
ゆえあって、3月19日の聖籠町町民会館での卒業式には出席できなかった青年がいた。彼のためには3月28日に、彼ひとりだけの卒業式を設定した。彼はご両親とともに登校し、学科長、部長クラスの教授たち、また職...
旧約聖書の「レビ記」のなかに、次のような一節がある。「穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。これらは貧しい者や寄留者のために残しておかねばならな...
学園は新入生を迎えて、まさに「新」学期が始まった。キャンパスの桜は遅咲きであるが、それでも早い枝は五分咲きに近い。 3月19日の卒業式と4月5日の入学式と、双方でヘンデルの「メサイア」の「ハレルヤ・コ...
モーセがイスラエル人を率いてエジプトの地を出たとき 「入り混じった群集」が多数いたことが、「出エジプト記」には、正直に記してある (12の38)。ほぼ同じことが「民数記」の記述にもある (11の4)。...