学長室だより

2022年度前期授業が始まりました

庭先ではかれんなスミレの花が咲いています。キャンパスでは枝垂れ桜と共にモクレンと紫モクレンが満開です。街中では南の国から来たツバメが飛び交い始めました。

先週の12日火曜から今年度の授業が始まりました。12日は午前中にはご老人の健康維持にeスポーツを活用する件で新発田市役所の健康アクティブ戦略監らが学長室に来られて、本学も協力することになりました。夕方には私大連の公財政政策委員会がオンラインで開催され、文部科学省の私学助成課長の説明の後で、今年度の私学の高等教育予算要求のたたき台について検討しました。

キリスト教の暦では15日金曜はイエスが十字架に架けられた「受難日」(Good Friday)で17日日曜が「復活日」(Easter)でした。15日のチャペル・アッセンブリ・アワーは新入生歓迎公開学術講演会として開催され、立教大学名誉教授で古代オリエント博物館館長の月本昭男先生が「旧約聖書の現代的意義」と題してご講演してくださいました。創世記の天地創造とアダムとエバの楽園喪失物語について、古代オリエント遺跡のさまざまな遺物のスライドを用いて、オリジナルの意味を解説して、学生たちにいかに生きるべきか意義深く語ってくださいました。

新入生歓迎公開学術講演会では、月本昭男先生にご講演いただきました

新入生歓迎公開学術講演会では、月本昭男先生にご講演いただきました

 

16日土曜の朝は、新発田駅前の学生寮「向山寮」で新発田朝祷会が開催され、菊地寮監のイエスが最後の晩餐の夕べに弟子の足を洗った「洗足」についての解き明かしがありました。続いて、4人の学生を含めて13人で心を合わせて祈り、朝食を共にして歓談しました。新発田朝祷会12年目に入りました。