キャンパス日誌

【卒業生リレーエッセイ40】~アナウンサーとして活躍する高井瑛子さん~

先生方の支えで夢のアナウンサーに

高井瑛子

2012年度卒業 高井瑛子さん


「見てちょっ!」このフレーズ、分かりますか?私が担当しているテレビ番組『まるどりっ!』(UX毎週土曜日9時30分~)の「旅してちょうない。」で使っているフレーズです。2013年3月に敬和学園大学を卒業し、4年間、岩手県のテレビ局でアナウンサーをしていました。縁があり、この4月に地元新潟に戻ってくることができ、今は、UX新潟テレビ21でアナウンサーをしています。
敬和学園大学での4年間は、波乱万丈でした。元々英語が好きでこの大学に入学したので、留学制度を利用してシアトルへ語学留学に行きました。しかし、行ってみたら思い描いていた留学とは違っていて、半年の予定だった滞在期間を2か月で帰国するという、今となっては信じられない行動をとってしまいました。
私は、勉強は得意な方ではありません。正直、全国学力テストの成績も悪かったです。そんな私がアナウンサーを目指したきっかけは、友人から「アナウンサー教室に入らない?」と誘われたからです。何となく通い始めたアナウンススクール、ありがたいことに学生レポーターとしてテレビに出演する機会をいただき、話すことの楽しさ、大切さを覚えました。就職活動が始まり、本格的にアナウンサーになりたいと奮闘していましたが、ほとんどの人は無理だろうと思っていたはずです。でもそんな時、私を支えてくれたのは敬和の先生方でした。敬和には、アナウンスの授業はなく、講師もいません。でも先生方は私のために、テレビ局で働いている方を紹介してくれました。時間をつくって悩みも聞いてくれ、常に励ましてくださいました。最後まで応援してくれた先生方がいたから、今こうしてアナウンサーという職業に就けているのだと思います。

高井瑛子

新潟ふるさと村から中継の様子


大学での4年間は、講義だけでなく、その後の人生を決める人や知識、アドバイスに出会える大切な時間です。後輩の皆さん、悔いのない学生生活を送ってください。(2012年度卒業 高井瑛子さん)