キャンパス日誌
敬和学園大学とワシントンD.C.・ハワード大学を結ぶ「KAKEHASHIプロジェクト」
敬和学園大学の学生たちが、アメリカ・ワシントンD.C.にあるハワード大学の学生と共に、オンラインでの異文化理解・交流プログラム「KAKEHASHIプロジェクト」に参加しています。
「KAKEHASHIプロジェクト」は外務省が行うプロジェクトの一つであり、日本に対する関心を持ってもらい、日本を訪れる外国人の増加を図ると共に、日本の強みや魅力を世界に理解してもらうことを目的としたものです。この「KAKEHASHIプロジェクト」のうち北米を対象とした交流事業である「イノウエ・プログラム」は、日系米国人初の上院議員であるダニエル・K・イノウエ氏にちなむプログラム名で、日米の学生がお互いの大学を訪問する相互交流プログラムとして実施されています。
「KAKEHASHI イノウエ・プログラム」にはアメリカから毎年4大学が選ばれるのですが、今年は全米屈指の名門黒人大学であるハワード大学が選ばれました。ハワード大学は数多くのリーダーを輩出しており、現在アメリカ副大統領であるカマラ・ハリス氏も、ハワード大学出身です。
このハワード大学が、ペア校として敬和学園大学を選んでくれました。
このプロジェクトは、本来相互訪問による交流をすすめるものなのですが、コロナ禍のため、まずはプレ・イベントとして、9月に両校をオンラインでつなぎ、異文化理解・交流をすすめることになりました。
日本とアメリカ・ワシントンD.C.をzoomでつなぎ、両校が自分の国と大学についてのプレゼンテーションを行った後、日本とアメリカの若者にとってのポップ・カルチャーや、両校でのSDGsの取り組みについてディスカッションを行いました。外務省とJICE(一般財団法人 日本国際協力センター)主催のプログラムが終了した後は、両大学28名ずつの学生たちが交流できるようにフリートークの時間を設定していただきました。
コロナ禍にあって海外へ出向くことが難しい中、オンラインでの若者同士の交流は刺激的なものでした。
選抜されたメンバー同士で協力し、短期・集中的に学びを深めることで、飛躍的に英語力を向上させた学生もいます。何よりも、チームで動く中で、普段見せなかった学生それぞれの個性が発揮される場面もありました。
3月にお互いの大学への訪問が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大のため延期となりました。しかし学生たちはSNSでの交流を続けており、2022年度に訪問できる日が来ることを楽しみにしています。
学生たちがSNSで発信する「KAKEHASHIプロジェクト」はこちら
・Instagram(@Keiwa_Kakehashi)
・Facebook(Keiwa Kakehashi)
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