キャンパス日誌

【チャレンジ学生44】自分の成長を支えた教職課程

自分の成長を支えた教職課程

教育実習で授業をする石田さん

教育実習で授業をする石田さん

1年次の「教職入門」からはじまった教職課程も、4年次6月にあった「教育実習」を乗り切り、あとは、授業1つを残すのみとなりました。教職課程を履修することで、自分自身が成長することができたと感じています。
入学当初は、頑固な性格のために自分の意見を押し通そうとする面がありました。柔軟な言動ができないことはコンプレックスでもありました。しかし、同じ夢を目指している仲間と協力することで、相手の立場に立った話の聴き方や話し方、自分の行動に責任を持つことの大切さを学びました。
また、教育実習も貴重な体験でした。毎日、生徒の笑顔やがんばる姿を見ることのできる教員という職業は、私の中で、ますます魅力的なものになりました。しかし、同時に教育の難しさも知りました。自分のやり方が全ての生徒に通用するはずもなく、また、自分自身の勉強不足も再確認させられました。
教職課程で、これから自らをさらに成長させるための人生のヒントを得られたことに、とても感謝しています。(国際文化学科4年 石田江里さん)

アドバイザー教員からのコメント

松本ますみ先生のコメント

石田さんは「明るくて前向きで信頼できる人」です。教育実習期間は、ホテルに泊まり込み夜を徹して授業準備をしていました。実習校では多くの生徒や教職員から慕われ、信頼されていました。彼女のような車イスの教員や同僚が隣にいれば、きっと人々の心のバリアフリーも実現するでしょう。彼女はそんな貴重な存在です。(国際文化学科教授 松本ますみ)