学長室だより

あたたかいお心遣いを受けて

この一週間に心あたたまる会が2回ありました。9日は向山寮(学生寮)と新発田朝祷会共催のクリスマス会があり、短いお話をさせていただきました。礼拝はたくさんのクリスマスの賛美歌とメッセージ、祈りのリレーによる感謝と賛美の時間となりました。新発田朝祷会は月に一度土曜の朝に集まり、祈りを捧げておられます。この篤い祈りの中に敬和学園を覚えていただいており、本当にありがたいです。クリスマス祝会は、寮長や行事委員が考案したゲームで盛り上がり、しばた福音キリスト教会の長谷川牧師夫妻と共生社会学科の羽賀さんたちによるお手製のおいしい料理を振る舞っていただきました。学生寮で過ごすクリスマスは寮生にとって楽しい思い出となると思います。

12月12日には「留学生を支える会」の奨学金贈呈式が行われ、新発田ロータリークラブの池田昌祥会長よりご臨席賜りました。新発田市内3つのロータリークラブが、留学生のための奨学金にご協力くださいました。留学生を支える会の渡辺明紀会長からは、日本語の「心遣い」や「思いやり」という美しい言葉を紹介され、多くの人々が留学生に日本でかけがえのない経験をしてくれるよう願っていると励ましてくださいました。応答として留学生の呂咸霖さんが代表してあいさつしてくれました。クリスマス会や奨学金贈呈式を経験して、敬和は多くの方々から支えられていることを改めて実感し、感謝の思いで満たされます。そのような思いやりに押し出されて、他の人への愛や思いやりを惜しまない者となりましょう。それがクリスマスの心にもつながると思います。(金山 愛子)

留学生を支える会奨学金贈呈式での金山学長あいさつ

留学生を支える会奨学金贈呈式での金山学長あいさつ