キャンパス日誌

【サービスラーニング紹介14】粟島プロジェクト

サービスラーニング「粟島浦村活性化プロジェクト」は、新潟県粟島浦村と連携し、実施しています

粟島浦村と敬和学園大学は2014年度から教育や福祉、まちづくり、地域産業振興などの包括連携協定を結んでおり、この協定では、粟島の地域活性化への本学の協力が定められています。
粟島浦村では、農、海産物、山の幸への6次化計画を進めており、この事業に学生たちが参加することにより、粟島浦村の活性化と6次化産業の土台作りを進めることを目標としています。

共生社会学科の趙ゼミでは、ソーシャルビジネスの視点から、少子高齢化や離島特有の地域産業の衰退などの粟島地域の課題解決に向け、さまざまな活動を展開しています。具体的には、粟島特産物アマドコロの人口栽培の準備および商品の試作品づくり、粟島大豆ひとり娘在来種の収穫および加工のサポート、JRA普及活動(粟島牧場としおかぜ留学の子供たちとの交流)のサポートなどの活動に参加しています。
2019年度は、敬和祭(学園祭)においてカフェを設置し、活動発表会と粟島浦村と学生との共同開発により製作した商品であるアマドコロアイス、アマドコロコーヒーを中心に試験販売を行いました。また、年度末には学生による活動報告会を実施します。

 

【サービスラーニング紹介14】粟島プロジェクト

粟島プロジェクト02

粟島で自生するアマドコロ

共生社会学科の趙ゼミでは、ソーシャルビジネスの学びの実践として「粟島プロジェクト」に取り組んでいます。ソーシャルビジネスとは、地域社会のさまざまな課題をビジネスの手法で解決を目指す、新しい地域おこしの取り組みです。

粟島プロジェクト01

地元の方から粟島料理を学ぶ

粟島フェアでは、地元主婦から直伝の粟島料理を新発田駅前のまちカフェ・りんくで振る舞いました。また、これまで島の中では注目されていなかったアマドコロの美容成分に注目し、お茶やアイスクリームといった商品の開発を行っています。

粟島プロジェクト03

完成したアマドコロアイス

学生たちの学びが、粟島の新たな特産品や財源、雇用を生み出そうとしています。