マック仕様のワープロソフト
パーソナルコンピューターを身近に感じるようになったのは、パソコンで使える多彩なソフトの存在でした。研究費での購入を決断したのは、ヘブライ語のテキストが使えるソフトが出た後でした。それがどのようなソフト...
パーソナルコンピューターを身近に感じるようになったのは、パソコンで使える多彩なソフトの存在でした。研究費での購入を決断したのは、ヘブライ語のテキストが使えるソフトが出た後でした。それがどのようなソフト...
ワードプロセッサーが小型化され、価格も下降し、個人で購入することが一般的になった頃でした。コンピューターの世界に、マッキントッシュがデビューしてきたのです。小型テレビのようなスタイルで、リンゴマークが...
東芝ルポが発表されてから、瞬く間にいろいろな会社がワープロ専用機を開発して発売しました。画面が細い横長から四角になり、テレビ画面に近づいてきました。しかしあまりに高額で、個人では手に入りません。忍耐の...
教員時代の思い出では、何といってもワープロが開発されたときのことです。教養部の同僚から、タイプライターでなくワードプロセッサーが開発されたという噂を聞かされたのです。全くイメージが浮かばなかったことを...
新潟大学教養部の授業では、講義の他に演習の担当もあったので、M・ヴェーバー『古代ユダヤ教』を購読することにしました。二年次生の他に、入学した新入生も聴講に来たのです。難解な書物なので、かなりの予備知識...
歴史の教員として採用されるが待遇は専任講師である、と言われてびっくりしました。バークレイの大学院教授から新潟大学教養部専任講師への落差については、表現しがたいことでした。クレアモントで取得した博士号が...
将来のことをめぐって相談していた午後のことです。航空便が届いたのです。恩師の関根正雄先生からでした。何ごとだろうと思いながら、封を切ったことを覚えています。一読してびっくりしました。新潟大学で人を探し...
大きな山を越えたという達成感がありました。しかしもう一つ越えなければならない大きな山が目の前に広がっています。就職をどうするかという問題でした。謎解きをしてもすぐに職場が提供されるわけではありません。...
写経までして紆余曲折を重ねた末に、謎をほぼ解明できたと確信を持ったところで、論文の執筆を開始しました。電動タイプライターの前に座り、一日10時間近い時間を費やして打ち続けました。家族には迷惑であったか...
旧約聖書の法は、語り手が神ヤハウェでなく常にモーセです。そのことが重要なメッセージをわたくしたちに語ってくれています。それが「神の言葉」そのものであるなら、律法は神からの絶対命令となってしまいます。そ...