キャンパス日誌
食べて、掘って、楽しく復興支援!「くまタリアン in しばた」を開催しました
敬和学園大学は、開学時より「ボランティアする大学」として地域に根ざした奉仕活動、そして被災地支援活動にも積極的に取り組んでいます。
東日本大震災をきっかけに立ち上がった、本学学生・卒業生・教職員による被災地支援グループ「Keiwa HOPE」では、昨年度から引き続き熊本地震の復興支援も行っています。
このたび、熊本地震発生直後より関わりを継続している熊本県上益城郡御船町にある一般社団法人御船町観光協会さま、本学近隣にあるイタリアンレストラン ラ・ジェンマさまの全面協力のもと、熊本地震復興支援イベント「くまタリアン in しばた」を開催しました。
熊本県の食材をラ・ジェンマさんがオシャレでおいしいイタリアンに仕上げ、地元の皆さまに販売させていただきました。
熊本の郷土野菜である「水前寺菜」、熊本県産の「真鯛」を使用した「ペペロンチーノ」、熊本県産トマトを使用した「パニーニ」、熊本の郷土料理「一文字のぐるぐる」など、どれも大好評でした。
また、イベントの目玉企画として「御船層群の化石発掘体験」を実施しました。
御船町は日本で初めて肉食恐竜の化石がでたことで有名な町です。
化石ハンターガイドとしてはるばる新発田市に来てくださった、御船町観光協会会長の永本さま(ハンター名:アーサー)、同事務長の岩瀬さま(ハンター名:ロバート)お二人のご指導で、集まった子どもも大人も夢中になって化石の発掘をしていました。
御船町にはいまだ仮設住宅で暮らす方々がおり、震災から2年経過した今でも「非常事態」は継続しています。
現地で活動はできなくとも、「イベント(化石発掘体験)に参加すること」「食べること」が、被災地を思うことにつながり、さらには、子どもから大人まで誰にでもできる被災地への支援となります。
今回の「くまタリアン in しばた」の売上の一部は、御船町復興のための義捐金とさせていただきました。
現在、西日本豪雨災害によって被災されている方々が多くいらっしゃいます。
これまで起きた災害の被災地同様、そのお一人おひとりを思い、これからも「Keiwa HOPE」は被災地支援を継続していきます。
引き続き、皆さまからのご理解ご協力をよろしくお願いします。(敬和学園大学 ボランティアセンター)